和田アキ子の紅白落選は遅すぎた?NHKに向けられる”非難の声”

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NHKが和田アキ子に引導渡す?落選に納得の声多数
NHKが和田アキ子に引導渡す?落選に納得の声多数

 11月24日のNHKによる『第67回NHK紅白歌合戦』の出演者発表で、39回出場していた歌手・和田アキ子(66)が落選したことが明らかになった。この一報を受け、今まで和田アキ子の連続出場を疑問視していた視聴者を中心に、SNSや掲示板であらためて怒り節がぶつけられている。

■NHKが引導渡す……落選に納得の声多数

 出場40回が区切りになるかと思われたが、39回目にして落選の憂き目にあった和田。今年唯一リリースした新曲『All Right!!!』は鳴かず飛ばずで、落選は自然な結果とも見て取れるが、世間の反響は大きい。

 紅白舞台裏を知る一部の芸能人・メディアは「紅白の顔がいなくなった」という論調だが、ネット民は「やっとゆっくり紅白観れる」「最近ヒット曲を出していないのだから、別におかしくないだろ!?」と感情を爆発。また落選のタイミングが「遅い」とあらためてNHKに怒り節をぶつける声も少なくない。

 和田本人は、所属事務所を通じて「とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります」と心境をコメント。「いくつになっても、声が出る限り、誰かの心のオンリーワンの歌手になれるように、今後も邁進していきます!」と気を吐いた。また26日のラジオ番組『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)でも、「今年は(紅白を)見たくないですね」などと悔しい胸の内を明かしている。

 NHKは今回の選出について、24日の出演者発表会で「今年の活躍が顕著であったことや、世論の支持、番組の企画、演出に合致していることを総合的に判断して選んだ。夢を届けてもらえるたくさんの出場者に募ってもらえたと思います」と基準に言及。和田以外にも、演歌歌手の伍代夏子(54)と藤あや子(55)の名が出演者一覧から消えた。

 和田が落選した背景には世代交代の影響もあった模様。情報番組『白熱ライブ ビビット』(TBS系)では出場歌手の平均年齢が2015年の約41歳から3歳若返り、38歳になったと解説している。しかしMCのTOKIO・国分太一(42)は和田について「(紅白を)盛り上げたり空気をつくってくれる人」だったと話し、寂しさを口にしていた。

「紅白は昨年、いよいよ平均視聴率が40%を切りました。今回の選考では視聴率低下を深刻に受けとめ、民意を反映したのでは。和田さんは『アッコにおまかせ!』(TBS系)での奔放な発言が視聴者の反感を食らっていましたし、NHKとしては“臭いものにはフタをせよ”の考えが働いたのでは」(報道関係者)

 かくいう和田もこれで引き下がるわけではなさそうな気配。「再来年、デビュー50周年をネタに紅白復活を推し進めるのでは」という業界話もある。その時、視聴者を納得させる活躍を見せてくれれば何も言うことはないのだが、“ホリプロ枠”での出演となれば再び怒りの声が高まりそうだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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