重症化すると危険!とびひの種類別の治療法とケア (2/3ページ)

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水疱性膿痂疹の治療水疱性膿痂疹は黄色ブドウ球菌が出す表皮剥奪毒素が、皮膚の角層の下にある表皮顆粒層の細胞と細胞をつないでいる物質を切り離すことによって水疱を生じます。

フジシン酸ナトリウム、テトラサイクリン系、ニューキノロン系のブドウ球菌属に対して抗菌作用のある抗生物質の塗り薬を患部に塗り、ガーゼで覆います。

抗生物質を塗った上に、亜鉛華軟膏を塗る場合もあります。大きな水ぶくれは潰して中の液を出してしまい、周りに広がらないようにします。ほとんどの場合は、塗り薬とともに、セフェム系の抗生物質の内服薬を併用します。

最近の黄色ブドウ球菌には抗生物質に耐性ができて、薬が効かないメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)もいるので、抗生物質での治療を行っても改善がみられない場合は再度受診して適切な治療を受けることが大切です。 痂皮性膿痂疹の治療A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)も黄色ブドウ球菌と同じく、人間の皮膚や喉などに存在している細菌ですが、傷ついた皮膚から普段は存在することのない血液などの中に侵入すると急速に強い炎症症状を起こします。

溶連菌に有効なペニシリン系やセフェム系の抗生物質の内服薬を服用し、全身性の症状がみられる場合は点滴注射を行います。

塗り薬はエリスロマイシンが使われます。腎障害が出る場合もあるので、尿たんぱくの検査も行われます。" 重症化するとびひとびひは通常、限局した部分にだけ症状がみられますが、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)では、水泡性膿痂疹の下人となる黄色ブドウ球菌の出す毒素によって火傷のように皮膚が剥けてしまいます。

小さな子どもにみられ、以前は重症化して命に関わる病気でしたが、今では早期の抗生物質での治療によって重症化を食い止められるようになっています。

溶連菌やブドウ球菌によるとびひでも、血液中に侵入すると高熱が出て敗血症や菌血症などを起こして重症化することもあります。早期に抗生物質の治療を開始することが大切ですので、早い段階で受診するようにしましょう。
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