古舘伊知郎 フジテレビ新番組「フルタチさん」舞台裏でダメ出しを連発していた! (2/2ページ)
それも番組をおもしろくしたいという思いが強いからなんでしょうが‥‥」
スタジオでVTRにケチをつけたかと思えば、つい先日もみずから現場レポートを行った直後に、
「え、もう終わり? こんなんでいいの?」
と、取材の甘さを指摘する一幕もあったという。芸能評論家の平田昇二氏が、その気持ちを推察する。
「88年から『夜のヒットスタジオ』のメイン司会を担当していた古舘さんは、フジの黄金期を体感しているわけです。当時は海外の大物アーティストを衛星生中継で出演させるなど金に糸目をつけずにいろんなサプライズを仕掛けていた。その熱気を肌で知る古舘さんには、今の番組スタッフに冷めた印象を抱くのも、しかたないかもしれません」
こんなありさまでは、古舘がサジを投げるのも時間の問題かもしれない。11月13日の第2回放送では番組の冒頭で、
「今日は2回目。いつまで続くんでしょうか」
と、早くも“打ち切り”をネタにする始末だった。
「あの自虐ネタは、古舘さん流のリップサービスですよ。ネットなどで“大コケ”と叩かれるのは想定内。番宣のインタビューなどでも、低迷中のフジで番組を持つことについて、『苦役列車』や『ワケあり物件』とコキ下ろしていますが、そうすることでスタッフを鼓舞する狙いがあるのでしょう。1回目の視聴率は2桁に乗りませんでしたが、日テレ、NHKに次ぐ3位。フジの局内では大健闘との評価がもっぱら。現場の士気はかなり高いですよ」(別の番組関係者)
司会だけでなく、社員教育もフルタチさんにお任せしてはどうか。