紅白に続きレコ大も?宇多田ヒカルにすがる音楽業界の”呆れた実情” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■「現時点での本命は宇多田ヒカル」

 約8年ぶりに『Fantôme』をリリースし、大きな話題となった宇多田の存在感は、確かに絶大だ。ただし、疑惑にまみれたレコ大の名誉回復に利用されようとしている感は、どうしても拭えない。

「現在、レコ大で本命視されているのが宇多田ヒカルです。これまでの実績を考えれば受賞も当然ですが、『週刊文春』(文藝春秋)が報じてきたように、“鶴の一声”で決まる出来レースだったことが露呈してしまった。そんな黒いイメージのついた『レコード大賞』の公平性をアピールするための人選として適任と言えば適任なのですが、あまりに浅はかすぎる。もちろん、宇多田にはなんの非もなく、日本の音楽業界が抱える問題です」(前出・芸能関係者)

 5年ぶりに活動再開をした宇多田だが、今後の活動は未定。アルバムのプロモーションが一段落したら、またしばらく休業に入ることも考えられる。それでも、彼女にすがるしかない日本の音楽業界。一連の動きで、業界の闇の深さがうかがい知れる。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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