行きつく先は田代まさし?ASKAが断てなかった”覚せい剤の泥沼” (2/2ページ)
■前回の逮捕との気になる共通項
ASKAを巡っては2013年7月、『東京スポーツ』と『週刊文春』(文藝春秋)が薬物疑惑を報道。『文春』に至っては直撃取材を受けている。
「あの時は“パイプで吸っていたのはアンナカだ”と、覚せい剤の混ぜ物に使われる薬物を出して奇妙な反論をしていました。今回と共通しているのは罪を認めず、よくわからない言い訳に終始する点。被疑者段階とはいえ、これでは黒という印象が強いのも、仕方ない」(前出・社会部記者)
世間が注目しているのには十分承知しているにも関わらず、翌年5月の逮捕に至った。そして、執行猶予が解けぬ中での今回の逮捕。長らく薬物事犯を追ってきた刑事は、ASKAの将来を憂いて言う。
「逮捕の危険性を把握しながらも、覚せい剤に手を出す。拭いきれない常習性の深みにハマっています。ASKAは本来、恵まれているほうで、病院に入っても、家族が支えても、仕事があってもダメだった。脳が記憶する覚せい剤の快感がここまでくると、薬物と縁を切るのは難しい」
ASKAはマーシーのようになってしまうのか。
- 文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
- ※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。