タイム誌の 「2016年ベスト発明品」の開発者の素顔に迫る!【後編】 (2/2ページ)
――科学技術でひとつだけ夢が叶うなら?
科学と技術を駆使して、すでに様々な課題が解決されてきたと思います。たとえば、自動車、航空宇宙分野、エネルギー、世界の食料生産、などの分野でいろんな事が可能となり、大変わくわくします。また、今は思いつきもしないことが可能になるようなブレークスルーが、今後も出てくると確信しています。

GOOD YEAR
――次代に残したいことはありますか?
今後の世代の方々に「デザインについて考える」ことを奨励したいと思います。そして、いまにもまして工業デザインを楽しんでもらい、ますます身近になることを願っています。 私は確信しています。「デザイナー」はこれからも、多種多様な分野で多くの専門家と協力する中で、市場が求める製品・サービス・ソリューションを生み出していくことを。
――生きているあいだに仕事で実現したいことはありますか?
私の目標は「デザイン」の要素すべてを駆使して、プレミアム・タイヤの開発とエンジニアリングにおける新しい考え方を確立することです。 ここ数年、グッドイヤー先進デザイン・チームは、本来は技術色が色濃いこの分野にデザイン文化を定着させました。デザイン文化を定着させるため、デザインを活用して技術的課題を克服したり、性能とデザインが両立することを提示してきました。 グッドイヤー先進デザイン・スタジオが未来の性能と品質へのこだわりの情報発信拠点として、今後も大きな役割を果たし続けられるよう、私は先進的デザイン・チームとともに努力していきます。
――どんな社会になってほしいですか?
多くの皆さん同様、私も平和で持続可能な社会を願っています。すべての人にチャンスが与えられ、人種、宗教、性別に関わらず、誰もが自己を高め、より良い社会をつくっていける世の中を切望しています。(了)
タイム誌の 「2016年ベスト発明品」に選ばれた球体タイヤが自動車社会に与えるものとは?【前編】