意外と知らない! 有名企業&ブランドの名前の由来7選「広島東洋カープ→広島城の別名『鯉城』から」

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2016年生まれの子どもの名前ランキングが発表され、男の子1位は「大翔」、女の子は「葵」という結果になりました。時代によって流行りの名前などはありますが、子どもの名前を適当につける親などいないと思います。人の名前に限らず、会社の名前やチーム名にだって由来があり、しっかり考えられて作られているはず。今回はそんな会社名やチーム名などをご紹介します。



・広島東洋カープ

今年惜しくも日本一を逃してしまった広島東洋カープ。カープは英語で「鯉」を意味することは多くの人が知っていると思いますが、なぜ「ライオンズ」「ドラゴンズ」「バファローズ」など強そうな名前が多い中「鯉」にいたのか。それは広島城が別名「鯉城(りじょう)」と呼ばれていることから来ているそうです。

ちなみに広島のサッカーチーム「サンフレッチェ広島」は広島ゆかりの戦国武将「毛利元就」の「三本の矢」の故事が由来。「サン」は数字の3で、「フレッチェ」はイタリア語で「矢」を意味しています。

・トイザらス

おもちゃの専門店「トイザらス」の名前の由来は「Toys are us」から来ている。「are」の発音が「R」に近いことに目をつけ「TOYSRUS」にしたといいます。さらに「R」は子どもたちがよく間違う文字ということで、子どもにより身近に感じてもらうために「R」を反対にしました。ちなみに日本語表記が「トイザらス」になっているのも、「R」が反対になっているのを日本らしく表現したかったから。「トイザらス」に見慣れた今、「トイザラス」だと違和感ありますよね。

・ピザーラ

ピザーラは日本生まれの宅配ピザチェーン店で、名前にも日本らしさを盛り込もうと考えた末に、世界に誇る日本生まれの怪獣「ゴジラ」にあやかって、「ピザーラ」にしたといいます。また、「会社がゴジラのように大きく成長して、どんどん発展するように」との願いも込められています。ゴジラの影響力に改めて驚かされますね。

・ダスキン


英語で塵やほこりを意味する「ダスト」の「ダス」とぞうきんの「きん」を合わせたと言います。ちなみに初めは「株式会社ぞうきん」にするつもりだったらしいですが、反対されて「ダスキン」に落ち着いたとのことです。たしかに自分が働いている会社名が「ぞうきん」は少し嫌な感じも分かります。

・湖池屋

「コイケヤ」ってカタカナのイメージが強いという方もいらっしゃると思いますが、実際は創業者である小池和夫の出身地である長野県にあった大きな湖のように、会社を大きく成長させたいとの願いを込めて、小池の 「小」の字を「湖」に変えて「湖池屋」としたといいます。

・モスバーガー

Mountain、 Ocean、Sunの頭文字。「山・海・太陽」にはそれぞれ、「山のように気高く堂々と」「海のように深く広い心で」「太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って」という意味が込められています。モスバーガーのモスにこんなかっこいい意味があるとは知りませんでした。

・EDWIN

デニムでおなじみ「EDWIN」。「DENIM」の「D」と「E」を逆転させて、「NIM」を180度反転させ「WIN」にして「EDWIN」に。名前の付け方もオシャレですね。

いかがでしたか? 知っていたところで、特に役に立たない知識だとは思いますが、「そうなんだー」「へー」と感じていただいたなら幸いです。会社の数だけ名前はあるので、気になる社名などがあれば、調べてみるとおもしろい事実にたどり着くかもしれませんよ。

文 吉住 一茂

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