冬の国内旅行におすすめ! 冬景色が最高な国内絶景スポット10選

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日本は四季折々の景色が楽しめる国。冬には寒い時期だからこそ見られる絶景が全国各地に広がっています。この冬は、すばらしい冬景色を大切な人と一緒に見に行きませんか?今回は国内の冬景色絶景スポットをご紹介。きれいですが寒さも相当なのであったかくして出かけましょう!



1)北海道:ダイヤモンドダスト

ダイヤモンドダストをご存知ですか?晴れた冬の日、湿度が低く、氷点下15度以下で観測できる気象現象のひとつで、細かい氷の結晶がダイヤモンドの様に輝きながら降ることを言います。本州で観測される事はまれで、道内では幌加内町や陸別町でよく見る事ができます。ダイヤモンドダストも見たいし、温泉もグルメも!といった欲張りさんは阿寒の川湯温泉がおすすめ。2月にはダイヤモンドダストイベントが開かれ、シャボン玉を凍らせたり、雪景色をキャンドルで飾ったり、人工のダイヤモンドにライトアップなど極寒の中でのみ楽しめるアクティビティがたくさんあります。冷えた体は温泉で温めましょう。源泉掛け流し、酸性明礬泉のお湯がお肌ツヤツヤ、しっとりに温めてくれます。

2)山形:銀山温泉街

元々は銀山の発掘中に発見され、300年ほど前から湯治場として賑わっていた 銀山温泉街。かつての人気ドラマ「おしん」に使われ一躍人気が出ました。特に冬は銀山川の両岸に並ぶノスタルジックな建物が雪景色の中で一層美しく輝きます。オレンジ色のガス灯が浮かび上がらせる幻想的な街並。ゆったりとカーブする優しいフォルムの道。ふんわりと積もった雪。そこここに吹き出る湯気。遠くにかすむ山々。物語の世界に紛れ込んだ様な錯覚が訪れます。温泉はナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉。冷え性や関節痛、消化器系疾患に効果があるとされています。名物「銀山まんじゅう」もぜひお試しあれ。

3)北海道:流氷

流氷を生で見てみたい!一度は思う夢ですね。今年の冬はぜひ道東にまで足を伸ばしてみませんか?毎年2月から3月までが見ごろです。目指すは北海道網走。毎年流氷観測船「おーろら号」があなたを未知の世界へ誘います。流氷は毎年行きつ戻りつして丘に近づくため必ず見られる訳ではないので注意が必要ですが、条件に恵まれればガリガリと流氷を割りながら進むおーろら号で足下から流氷を感じられますよ。他にも博物館 網走監獄やオホーツク流氷館でマイナス15度体験などユニークなアクティビティがたくさんあります。さらに、網走は海の幸が安くて美味しい穴場中の穴場。全国チェーンの居酒屋でもホッケの開きが東京の1.5倍くらいのサイズで出てきてしかも肉厚。

4)茨城:袋田の氷瀑


茨城県久慈郡大子町にある「 袋田の滝」は、落差120メートル、幅73メートルの非常にスケールの大きな滝で、日光の「華厳の滝」、熊野の「那智の滝」に続く日本3名瀑と言われています。このマイナスイオン全開の滝が何と真冬には凍ってしまい、見事な氷瀑となって訪れる人の目を楽しませています。流れ出る水を凍らせてしまう自然の力のすごさを感じますね。毎年11月から2月ころにかけてライトアップが行われています。この幻想的な美しさも格別です。そして、この氷瀑は登山家の間でも人気で、条件よく凍った場合は「アイスクライミング」に挑戦するクライマーの姿を見る事もできます。川岸なので寒さは相当なもの。冷えた体には茶屋のアツアツ味噌田楽が染み渡ります。

5)埼玉:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

埼玉県秩父市、そのさらに奥、奥秩父と呼ばれるエリアに知る人ぞ知る冬の絶景スポットがあります。「三十槌の氷柱」は崖から湧き出る地下水が凍って何本もの氷柱を造り出すもので、天然のものと人工のものを合わせ非常にスケールの大きな氷のつららと荒川の流れが美しい場所です。「ウッドルーフ奥秩父キャンプ場」が最も観光に最適で、30を越えるバージョンのライトアップが幻想的な冬の夜空を彩ります。場内を一周できるウッドデッキもあり、家族連れでも安心して見て回る事ができますよ。施設内にカフェもあるのであたたかい飲み物と地元B級グルメ「みそポテト」でほっこりしましょう。

6)長野:地獄谷 猿温泉

長野県の志賀高原に猿が温泉に入る世界でも唯一の場所があります「地獄谷野猿公苑」。ここは最低気温がマイナス10度を下回る極寒の地で、温泉地でもあります。大自然に囲まれたこの場所に温泉があり、1964年の開園当時、小猿がヒト用の湯船に浸かりはじめ、それを大人の猿が真似しはじめたのがきっかけとされています。今ではちゃんと猿専用の湯船があり、毎年12月から3月の間野生の猿が山から下りて来てのんびりと温泉につかる姿を楽しむ事ができます。今にも「あー極楽」なんて言っているのが聞こえそうな気持ち良さそうな猿たち。眺めているだけで気持ちがほころびます。気持ち良さそうな猿たちを眺めた後は人間もあったまりましょう。ホテル「後楽館」では弱アルカリ性石膏泉苦味泉で体の芯からあたたまります。しかも、運がいいと露天風呂に猿という先客がいる事も?!

7)京都:金閣寺


京都にはいくつのも観光名所があり、いつ行っても四季折々の美しさですが、金閣寺はさらにまたひと味もふた味も違った感動をもたらしてくれるでしょう。正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」といい、世界遺産にも登録された、日本を代表する寺院のひとつです。京都の冬は冷え込みますが雪が積もるほどたくさんふるのはまれで、冬に訪れた場合も運が良ければ見る事ができるというレアなものです。うっすらと被った雪化粧と金箔が見事にマッチし、現代の日本であることを忘れそうな佇まいです。境内の木々も落ち葉が氷り、情緒溢れる景色を演出しています。昼には溶けてしまう事も多いので出来るだけ早起きするといいでしょう。冷えた体は「京都名物にしんそば」でおなかの中からあったまりましょうね。

8)岐阜:白川郷

岐阜県の庄川流域一帯を白川郷と呼びます。世界遺産にも指定された日本の原風景。合掌造りの屋根が見事な集落が雪に覆われた姿を実際に見てみたくはありませんか?元々この地は豪雪地帯。雪の重みで屋根がつぶれない様にとこのような急勾配の屋根がつけられています。毎年1月中旬~2月中旬にライトアップイベントが開催されており、17時半を過ぎた頃からこんもりと積もった集落にひとつ、またひとつと灯りが灯って行きます。そのオレンジの優しい灯りは見る人の心にもきっと明るい火と灯してくれるでしょう。集落全体を眺めるなら「白川郷城山展望台」がおすすめ。絵本の1ページの様な光景が見られます。夜が早い白川郷。日帰りの場合は水筒に温かい飲み物を入れて向かいましょう。

9)京都:貴船神社

真っ暗な夜。雪景色に浮かび上がる赤い燈籠。この美しさがどこよりも深く感じられるかもしれない場所が京都にあります。「貴船神社」は666年にはすでに創建されていたと伝えられる古い古い神社です。水の神様、高龗神(たかおかみのかみ)を祀っています。麓から本宮境内につづく84段の石段の両側にずらりと並んだ燈籠が壮観で、圧倒的な存在感を放っています。貴船神社は毎年1月から2月末まで「積雪日限定ライトアップ」が行われており、雪が降った日だけさらに一層神秘的な姿を拝む事ができます。赤い鳥居に舞い降りる雪。風にゆれる古木の枝。美しいを通り越して畏怖の念さえ感じられるレアなイベントです。寒さで凍えた体は、近くにある「水源の森 天山之湯」でほぐしましょう。水の神様の守って来た水源から出る天然温泉がじんわりと温めてくれます。

10)東京:エプソン アクアパーク品川

「都内で絶景スポット?」と意外に思うかもしれませんが、ぜひ足を伸ばして欲しいのが港区高輪、品川プリンスホテル内にあるここ「エプソン アクアパーク品川」です。ITと水族館をハイブリッドしたこの施設では、光と音とそして水生生物のミステリアスな演出で訪れた人誰もがその幻想的な世界に飲み込まれてしまう事でしょう。2015年にリニューアルオープンしたばかりで、まだまだ新しい発見が多いアクアパーク品川。昨年もウインターバージョンイベントなどが開催され、限定ショウや、イベント、また館内のカフェバーでも限定ドリンクが提供されました。このアクアパークの良いところは、飲み物を飲みながら館内を見られる事。ホットワインを飲みながらのイルカショーはまさにオトナの休日にふさわしいですね。

身近なところから北海道の果てまで、この季節限定の美しさをぜひ体験してください。

執筆者:浦辺あずみ(ナレッジ・リンクス)

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