1歳未満の乳児にもタミフル解禁 3種類の抗インフルエンザ薬を医師が解説 (3/3ページ)
■消化器症状
下痢や悪心などを起こす場合もあります。
■肝障害
肝機能に問題が生じたといった報告があります。 1歳未満の乳児にもタミフル解禁となった2つの背景

主に以下2つの背景があると考えられます。
1:タミフル以外のお薬は静脈ルートの確保が必要であったり、自分で吸入することが必要であったりして乳児には使いにくい面がある
2:日本では乳児に対する国内の臨床試験は行われていないものの、米国や欧州では行われ、すでに乳児に使用されている
1歳未満の乳児にタミフルを投与する場合に注意すべき点乳児の、特に月齢の低いころは母体からの抗体が機能していたり、一般に外出などによる感染の機会があまり多くないのでインフルエンザにかかりにくいこと、また、乳児は免疫力そのものが強くないといわれております。
タミフルの投与はそのメリット・デメリット、症状の重さなどを考慮したうえで、主治医と両親が十分に話し合い、納得したうえで投与することが大切と考えられます。 投与後にお子さんに副作用が現れた場合の対応 家庭で行う応急処置
投与後に普段と異なる症状が現れたら、すぐに服用をやめさせ、病院を受診します。お子さんから目を離さないようにしてください。
医療機関で行う処置
どのような副作用が現れたかによって異なりますが、呼吸の補助や、アレルギーを抑える働きのあるお薬の使用などが考えられます。
最後に医師から一言 インフルエンザは、本来、お薬を使わなくても自然経過で治ることの多いものです。
お薬の使用、特に小さなお子さんのお薬の使用に関してはよく主治医と相談の上、使用の有無を決めるようにしていきましょう。
(監修:Doctors Me 医師)