三重県桑名市の「桑名石取祭の祭車行事(桑名石取祭)」ユネスコ無形文化遺産への登録が決定 (3/4ページ)
同日19時40分から、登録を祝う「お祝い会」が桑名宗社(春日神社
桑名市本町46)で催されました。お祝い会には、祭関係者など約3
00人が集まり、鏡割りなどが行われました。会には、伊藤 徳宇
市長もかけつけ、「この度の登録を心よりお祝い申し上げます。何
百年も絶やすことなく続けてこられた祭りを、次の世代、またその
次の世代まで残していってほしいです。登録がゴールではなく、新
たなスタートとして、桑名石取祭の益々の発展を祈念いたします」
と祝いの挨拶を述べました。
また、伊藤 守 会長は「石取祭という町衆の文化が世界に広めら
れ誇りに思います。皆様の協力や支えがあったからこそ登録された
と思っています。この祭りを桑名市にも大いに発信していただき、
海外の人を含め、多くの人に見に来ていただけるよう行政とともに
おもてなしを考えていきたいです」と挨拶しました。
(参考資料)
<桑名石取祭の祭車行事(桑名石取祭)とは>
桑名石取祭は、桑名の総鎮守社として崇敬される桑名宗社の夏祭
りです。江戸時代初期に始まったといわれ、約400年の歴史を誇り、
平成19年3月に国重要無形民俗文化財に指定されました。
祭車と呼ばれる山車は43台あり、これほどの山車が一堂に会する
祭りは全国的にも非常に珍しく、国指定重要無形民俗文化財のなか
では日本最多を誇ります。
本祭は、毎年8月第一日曜日「本楽」、その前日に「試楽」が行
われます。試楽の日の午前零時の「叩き出し」に始まり、本楽の日
の深夜まで丸二日間行われ、鉦や太鼓を盛大に打ち鳴らしながら市
内を練り歩きます。その様相から“日本一やかましい祭”“天下の
奇祭”とも呼ばれています。漆塗、蒔絵、象嵌、螺鈿、透かし彫り、
西陣織などで豪華絢爛に装飾した祭車も見どころの一つです。