NHK紅白“出場落選女”たちの激烈バトル(1)和田アキ子は早くから落選を知っていた

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NHK紅白“出場落選女”たちの激烈バトル(1)和田アキ子は早くから落選を知っていた

 今年も紅白の当落が発表された。何年も前から「目玉ナシ!」が“ニュース”だったが、今年に至ってはついに落選者のほうが話題になる始末。鐘の音を鳴らし続けていた大御所が消え去り、「国民的」ともてはやされるグループも案の定で‥‥。舞台裏で起こった激烈バトルを全部書くぞ!

 11月24日、「NHK紅白歌合戦」の司会と出場歌手46組が発表された。昨年と同じく初出場は10組。とはいえ、その顔ぶれはKinKi Kids、PUFFYに大竹しのぶ(59)‥‥と、鮮度に欠けるキライが。今年のテーマ「夢を歌おう」と現実が乖離している印象が否めない中、

「裏テーマは不祥事を起こさないこと」

 と口にするのは、選考の舞台裏を知るNHK局員。こう言って内情を明かす。

「昨年は初出場した『ゲスの極み乙女。』が年明け早々に不倫騒動を起こすなど、伝統にミソを付けたグループが何組かいた。来年1月に任期が切れる籾井勝人会長(73)は紅白を成功させることで有終の美を飾りたいようで、トップダウンのもと役員総出で知名度が高く、安心できる歌手をそろえることに腐心したんです」

 その結果、皮肉にも話題をさらったのが和田アキ子(66)の落選だった。和田は11月19日、ラジオ番組の生放送で「(紅白当落は)まだ決まってないのよ」と発言し、交渉が難航している様子をうかがわせていたが、現実は違っていたという。

「本人はとっくに落選を知っていました。NHK側から歌手や審査員として出場依頼が来るのは遅くとも発表の1週間から10日前ですからね。細川たかし(66)が21日にスポーツ紙にて『紅白卒業』を表明しましたが、これもこの“デッドライン”を過ぎたから。ただ、まだ“特別枠”での出場の可能性は残されているから、紅白出演に未練がある和田はそれを狙ってアピールしたのでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)

 とはいえ、

「和田の歌手としての賞味期限はとっくに切れている」

 と語るのは所属事務所・ホリプロの関係者だ。

「ここ数年は同じホリプロの大物タレントのバーターとして出演させてきました。そのたびにNHKからは『今年が最後ですからね』と念を押され続けていた。にもかかわらず、昨年のリハーサルではガラガラ声しか出せず、関係者を激怒させました。とはいえ、事務所も功労者であり、芸能界のご意見番でもある和田のメンツを潰すわけにはいきません。おまけに、今年は出場40回という節目でもあり『今回で卒業を約束する』と、譲歩する形になってでも出場させたかった。そのためには“2枚の切り札”も切る予定でした」

 ここで言う、“2枚の切り札”とは綾瀬はるか(31)と高畑充希(24)のこと。綾瀬は今年から3年間にわたり放映されている同局スペシャルドラマ「精霊の守り人」の主演を務めており、昨年の紅組司会でもある。一方の高畑は平均視聴率22.8%と大ヒットした朝ドラ「とと姉ちゃん」の主演だ。両者とも間違いなく“今年のNHKの功労者”である。

「NHKから和田への打診がなかったので『それなら綾瀬を(司会や審査員で)出しませんよ』と伝えたんです。すると『かまいません』と返ってきた。高畑を加えても同様でした。この2人の名前を出しても交渉の余地すらないことで、担当役員は『打つ手がなくなった』と早々にサジを投げていました。でも、まさか高畑が相手にされないとは‥‥」(前出・ホリプロ関係者)

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