『舞踏は日本の文化遺産である』日本最北から舞踏(Butoh)の価値を現代に問う【札幌国際舞踏フェスティバル2017】 (2/5ページ)
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●舞踏は日本の文化遺産である
1960年前後に日本で生まれた舞踏は、現在世界中に広がり高い評価を得ていますが、肝心の日本では認知や評価が高いとは言えません。
世界のダンス史をみますと、ここ50年ほどで新しく生れて、世界にジャンルとして認知された踊りはHIPHOPと舞踏くらいです。
HIPHOPは音楽、ファッション、ダンスを通して世界中で高い経済効果を生み出しており、アフリカ系アメリカ人の自尊心の向上や犯罪の抑止など生活環境を改善し、アメリカのブランディング、観光、文化外交にも貢献しています。
世界ではアートの需要が高いことから、舞踏などの日本独自の文化は日本の強みとなります。
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●舞踏とは何か
舞踏は1960年代前後に日本で生まれた、世界に類を見ないオリジナルのダンスです。
当時の日本ではバレエやモダンダンス、社交ダンスなどにみる西洋の身体性や美意識への憧れが強い中、日本人の身体性、宗教観、死生観などを内包した独自の身体表現を生み出しました。