紅白批判が空回り?和田アキ子が狙う”来年復帰”パフォーマンス

デイリーニュースオンライン

写真は「Akiko Wada BEST HIT COLLECTION」より
写真は「Akiko Wada BEST HIT COLLECTION」より

 紅白歌合戦(NHK)の出場歌手が発表される中、出場落選が伝えられた和田アキ子(66)の言動に注目が集まっている。

 各局の情報番組は早速、和田アキ子の紅白落選を一斉に取り上げた。和田アキ子と同じ事務所に所属している女医の西川史子(45)は、『サンデー・ジャポン』(TBS系)において、「(和田の)功績をたたえて花道を飾ってあげるべき」とコメント。西川史子いわく、自身と同じ所属事務所のホリプロは、今回の和田アキ子落選の発表を受けてかなりザワザワしているという。

 和田は今年も出場すれば40回連続出場となる予定だった。そのため一部報道では、NHKとホリプロ間でもギリギリの交渉が続けられたとも伝えられている。しかし、いまだにこの話題が波紋を呼んでいるのには和田本人のコメントに理由がある。和田は26日の生放送ラジオ『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)に出演し、当然ながら紅白落選の話題に触れ「毎日泣いた」「今回は(紅白を)見たくない」とコメントした。さらには「NHKはスクランブルをかけてほしい」と、NHK批判ともとれる発言まで行ったのだ。

「確かに紅白の常連でもある和田は、顔見知りのスタッフも多い。そのため急に突き放されたかのような気分になってしまったのでしょう。しかし今年出場できなくても、来年のカムバックの可能性は十分にあった。今回の発言は、その可能性を自ら潰してしまうことになる」(週刊誌記者)

 和田に対しては、近年ヒット曲もなく出場しても同じ曲ばかりを歌っているという批判も多かった。そんな中、長年出場してきた紅白に対して後ろ足で砂をかけるような発言を行うことは、自滅行為に等しいように思える。しかし一方で、こうした和田の「恨み節」ともとれる発言を、和田のパフォーマンスではと捉える声もあるようだ。

■話題性を求めて和田が仕掛けた?

「本人は紅白40回出場を諦めていないとか。今後、和田が自らNHKに対して謝罪を行う可能性がある。そして自身のラジオやテレビ番組で、この和解をアピールをすることで来年以降の復帰に繋げたいという思惑があるようです」(前出・記者)

 芸能界の御意見番「ゴット姉ちゃん」としてその名を轟かせてきた和田。これまでも辛口なコメントで話題を集めてきたが、”NHK批判”もそのつもりなのかもしれない。しかし関係者は、和田を取り巻く現状の変化についても指摘する。

「和田は昨年唐突に、Twitterを開設したことでも話題になりました。しかし、更新はほとんどなく短文も多いことから、人気アカウントと言われるものではありません。さらに、これまで芸能ニュースに斬りこんでいた『アッコにおまかせ!』(TBS系)の視聴率もかなり落ち込んでいる。もはや話題性でも注目を集めきれるか微妙な状況です。もし、一連の発言が紅白復帰に向けたパフォーマンスだとしても、和田の存在感が薄れてきた今では空回りしている感は否めません」(前出・記者)

 ラジオでも「年末は海外にでも行きたい」とも発言している和田。こうした数々の恨み節はNHKにはどう受け止められるのか。その答えは一年後に明らかになる。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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