「保育園落ちた日本死ね」をめぐる新語・流行語大賞の惨状 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 批判を受けているのは「保育園──」のみではない。大賞に選ばれた広島カープ・緒方孝市監督(47)が発言した「神ってる」も「流行っていない流行語が選ばれた」「初めて聞いた」と批判の対象に。炎上したことで浸透するという皮肉な状況が生まれた。

 大賞に関してコメントしている芸能人も少なくない。12月4日に放送された情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、メインコメンテーターの松本人志(53)も「神ってる」の代わりに「ポケモンGO」が大賞で良かったのでは、と意見。ウーマンラッシュアワーの村本大輔(36)は「『ポケモンGO』を否定していたやくみつるさんが『ポケモンGO』をまた選んでいるってところがまた」などと非難していた。

「結局なぜ『神ってる』が大賞なのかイマイチ釈然とせず、総じて民意を得られていないのが問題。やく氏は連載中の4コマ漫画『やくみつるの小言・大言』でも『ポケモンGO』を批判していた身。流行語大賞の注目度の高さと裏腹に、審査員の平均年齢や嗜好に偏りを感じる。『審査が公平性を欠いている』と思われても不思議ではない」(報道関係者)

 過去に多くの注目ワードを表彰してきた流行語大賞。「ゲス不倫」や「保育園──」のワードをめぐって炎上騒ぎが多発した今年、同賞自体が炎上する様は何とも皮肉だ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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