1150年前の古文書が発信 M8南海トラフ&首都直下のW連鎖緊急警報(2) (1/2ページ)
南海トラフ地震について、国は最悪の場合、近畿地方で27メートル(三重県鳥羽市)、四国34メートル(高知県黒潮町)、九州17メートル(宮崎県串間市)の津波が襲い、死者は32万3000人に上ると想定しているが、その最悪の場合をさらに上回る可能性もある。
「次の南海トラフ地震も前回のエネルギーが残っていることから、東海・南海・東南海で連動する可能性が高いでしょう。西の方は日向灘まで地殻が割れる可能性もある。とにかく、とてつもない巨大地震になるのではないでしょうか」(前出・島村氏)
日本時間で11月13日に起きたニュージーランドでの大地震からわずか9日後に起きた、福島県沖を震源とする地震規模はM7.4。これは東日本大震災以来、最も大きなものだった。
「東日本大震災は、前回のニュージーランドで発生した大地震(カンタベリー地震)から17日後に発生している。この連動性を唱える専門家もいます。西北に向かって動いている太平洋プレートは、これまで巨大地震を度々起こしていますが、押す力は北から南まで同じなのです。その圧力がかかった結果、プレートの弱い部分が割れて地震が発生する。南海トラフか関東直下か、どちらが先かは分かりませんが、福島県沖の地震は前兆にすぎない。いずれにせよ、本命とも言うべき南海トラフ巨大地震が近く発生するという見方が多くあります」(前出・サイエンスライター)
東日本大震災の際は、本震から4日が経過した3月15日、静岡県東部の富士山直下で震度6強の地震が発生している。これは東日本大震災に誘発されたものと見られ、貞観地震が起きた時と同じく、今後においては関東直下型→南海トラフという連鎖が十分に考えられる。
首都直下型については、最近の調査で東京23区内にも活断層が存在することが分かっている。日本活断層学会の幹部は本誌の取材にこう語っている。
「ボーリング調査の結果などをもとに調べたところ、JR田端駅近くから飯田橋駅付近を通り、外濠に沿って四ツ谷駅付近に至る延長約7キロの飯田橋推定断層が存在すると疑われます。