生の声を聞けない可能性も?「SMAP×SMAP」最終回が早くも物議

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スマスマの最終回に生放送はあるのか?
スマスマの最終回に生放送はあるのか?

 12月26日放送予定のSMAPの冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回が、5時間弱にわたって放送されることが12月5日に明らかになった。最終回は5人の生放送が実施されないケースも想定されており、ファンの間で「生の声を聞かせて」「仲が良かった頃のほう(の映像)を観たい」と賛否両論が飛ぶ事態となっている。

■最終回の生放送実施は未定

 5日放送の『スマスマ』で最終回の放送時間がついに判明した。同放送の冒頭で「1996年4月15日にスタートしたSMAP×SMAPは、2016年12月26日の放送をもって、最終回を迎えることとなりました。12月26日は、夜6時30分から夜11時18分までの放送となります。SMAPとともに歩んできた20年9カ月間の『スマスマ』の全てを存分にお届けします」などと説明し、約5時間の長丁場になると発表した。

 フジテレビ公式サイトの『スマスマ』のページでは、放送開始20周年を記念し、「もう一度見たい名シーン」を募集中。現時点では、SMAPの5人が26日当日に生出演するかどうかは未定となっており、最悪の場合、全て収録や過去映像となりそうだ。

 現在放送中の『スマスマ』は、平均視聴率が1ケタ台に低迷。5日放送回は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。またグループ存続を求めるファンの手書きの署名が37万人分集まり、話題になっている。

 この状況に対して、ファンの間では「最終回なのに生放送じゃないなら全く放送する意味ない」と一刀両断する意見から、「名作コントを量産していたことは事実」「仲が良かった頃のほう(の映像)を観たい」という賛同意見まで様々なものが飛び交っている。中でも5人の生演出にこだわる声は少なくなく、「生の声を聞かせろ」とその語気は強い。

「それでも、下手すれば1月の“公開処刑”の二の舞いになりかねない。『あんな放送事故まがいの悲劇を起こしたくない』というフジの制作サイドの気持ちも分かる。しかしファンからすれば5人が集まる最後の場となるかもしれない。世論の高まりも受け、放送ギリギリまで調整が続くのでは」(報道関係者)

 一方、『第67回NHK紅白歌合戦』(12月31日放送)に関しては7日、SMAPと親しいタモリ(71)やマツコ・デラックス(44)がゲスト出演することも発表された。しかし、現状の5人では顔を合わせての生出演は絶望的か。『スマスマ』含め、ファンにとって寂しい終幕となりそうだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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