誰だって進んで貧乏になんかなりたくありません。生活していく上で不自由がないように、なんなら、そこそこいい暮らしをしていきたいと思うものです。では、「そこそこいい暮らし」をするのに必要な年収って、一体、いくらいくらいなのでしょうか？　今回、現役社会人にアンケートを実施して調べてみました。

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■「そこそこいい暮らし」をするのに必要だと思う年収の額はどれくらいだと思いますか？

第1位　500万　48人（28.9%）
第2位　600万　47人（28.3%）
第3位　700万　17人（10.2%）
第4位　1000万　14人（ 8.4%）
第5位　800万　　9人（ 5.4%）

500万と600万に票が集中する結果となりました。やはりいい暮らしをしていくには、500万円以上は必要そうですよね。早速、第1位～第5位まで、それぞれの意見を見ていきましょう。

●第1位　500万

・休日や長期の休みなど海外旅行などに行けるから（男性／38歳／金融・証券）
・まわりの人の年収はわからないが、まわりになかなかいそうにないので（女性／36歳／その他）
・なかなか1000万円までの年収にもっていけないから（女性／27歳／その他）
・一般サラリーマンの平均年収がおおよそ300万円と言われているから（男性／23歳／食品・飲料）

●第2位　600万

・今の自分の年収の倍だから（男性／23歳／商社・卸）
・身近にいないからわからない（女性／28歳／生保・損保）
・一般家庭の二馬力を足したくらいだから（女性／28歳／団体・公益法人・官公庁）
・年収1000万円は多い金額だと思うから（男性／32歳／金融・証券）

●第3位　700万

・税金が高く、収入の割に支出が目立つから（男性／38歳／学校・教育関連）
・豊かに遊ぶ時間と経済的余裕がでくる（女性／26歳／ホテル・旅行・アミューズメント）
・平均を超えている（女性／26歳／情報・IT）
・裕福な暮らしはできないと思う（男性／30歳／運輸・倉庫）

●第4位　1000万

・一般人の到達点だと思う（男性／24歳／団体・公益法人・官公庁）
・普通だと思うけど平均よりは高いらしいので（女性／24歳／食品・飲料）
・貰っている人が少ないと思うから（男性／25歳／運輸・倉庫）
・平均年収よりもかなり高いから（男性／27歳／不動産）

●第5位　800万

・この業会の平均年収より上だから（女性／23歳／情報・IT）
・学費が楽勝支払いできる（女性／30歳／小売店）
・生活費のぞいて好きなものを買う余裕があって貯金もできそうだから（女性／25歳／団体・公益法人・官公庁）
・夫が1000万稼いで、嫁が追加で稼げば裕福。夫だけだと裕福ではない（女性／24歳／学校・教育関連）

●その他

・180万円。月15万円として計算し、家賃が3万円なら贅沢さえしなければ十分生活できるが、家賃が高い東京ではまず無理。つまり、家賃が暮らしに左右する（男性／50歳以上／その他）
・400万。手取りは少ない（女性／25歳／学校・教育関連）
・400万。これくらいで十分（女性／30歳／医療・福祉）
・1500万。いろんなことをしてたらなくなる（女性／40歳／情報・IT）

贅沢できるかどうかは家賃次第との回答も。確かに、家賃の相場が高い東京と地方都市だと、かかる固定費に差が出てきそうですよね。

いかがでしたか？ 家賃・通信費・交際費・年金・税金……。社会人になると、大学生のときより何かと出費がかさむもの。これくらいあればいいかな、と思っていても意外に月末ピンチ！みたいになるから、やはり、お金はあるに越したことはないのです。今回、さまざまな年収が挙げられていましたが、あなたにとって、いくらあれば「そこそこいい暮らし」ができそうですか？

文●ロックスター小島

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調査日時：2016年11月　
調査人数：社会人男女166人（男性60人、女性106人）