サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「シグルーンが頂点に立つ!」 (2/2ページ)
だからこそ、穴党としても、その500万条件馬に目を向けてみたい。
最も期待を寄せてみたいのはシグルーンだ。
デビュー戦はクビ差の辛勝。それでも終始3番手につけ、ゴール前で相手を競り落とすセンスのよさが光る好内容だった。
続く前走のGIIIアルテミスSは、2番手につけるも、直線伸び切れず3着。この時は関東までの長距離輸送が応えたようで、体重が前々走比で8キロ減。落ち着きを欠いていたのは恐らくそのため。だからこそ、道中折り合いを欠く場面を見せたのだろう。それでも勝ち馬に大きく離されたわけではなく(コンマ7秒差)、キャリアのなさを思えば巻き返し、前進は大いにあっていいわけだ。
実際、この中間は馬体が回復して落ち着きを取り戻している。1週前の追い切りも軽快そのものだった。
「すごくいい状態。前走以上の仕上がりで臨めそう。先行馬の印象を与えているが、控えて、しまいの脚を生かす競馬もできる」
と、宮調教師は直線勝負をにおわす。
ステイゴールド×ジェネラス(英ダービー)と破壊力ある種牡馬が母系に交配されているのは魅力。曾祖母アップザアパラッチは米GIアラバマSの勝ち馬。血統からも頂点に立っていい。
穴馬はもう1頭。もちろん500万条件馬だ。スズカゼがそれで、祖母はオープンで走ったミストラルアゲン(3歳牝馬S3着)。近親に皐月賞馬ハードバージがおり、母系の祖はスターロッチ(有馬記念勝ち)。血統的裏付けが十分で、勝負強さが持ち味。休み明けを2度使われて調子は急上昇。道悪も上手そうで、大いに注目したい。