住宅医フォーラム2017「災害とレジリエンス~木造住宅の耐震性とは」 2017年1月12日、東京大学弥生講堂 一条ホールにて開催 (2/3ページ)

バリュープレス

現地で調査を行う学術研究者のほか、今なお被災地の復旧に尽力する企業の代表者・専門家が壇上に上がり、災害に耐えうる建築に関して共有すべき課題を話し合います。

住宅医協会では、木造住宅に住んでいる人から施工側として住宅に関わる人まで、「耐震について学びたい」と考える方々に広く周知するため、誰でも無料で参加できる集まりにしました。各界で活躍する技術者が集まるため、特に建築設計の実務者にとっては貴重な機会となります。

メインのパネルディスカッションでは、住宅技術評論家の南雄三氏をコーディネーターとして産学それぞれの識者が集まり、フォーラムの主題である「災害とレジリエンス~木造住宅の耐震性」について討議します。


■被災地だけでなく、日本全国から建築のプロが集まりネットワークを構築

2016年7月に開催された「住宅医スクール熊本」では、震災の余波もあり開催が危ぶまれましたが、このような時にこそ学びたい、と希望する熊本の木造建築人の皆様から声をいただき、構造専門家を中心とした特別講義を行いました。

年を改めて開催する「住宅医フォーラム2017」では、全国の住宅医とその課題を共有し、熊本地震によって学んだ事柄を無駄にしないように、今後に向けての道筋を探っていきたいと思います。

また、壇上からの講義だけでなく、大規模な交流会も開催するのが当フォーラムの特徴です。住宅医協会ではこのたびの集まりを一年の総会イベントとして位置づけ、日本全国から集まった、建築に携わるプロフェッショナルのネットワークを構築します。


■今後の展開

年明けに開催するフォーラムのほかにも、住宅医協会では一年を通じて「住宅医スクール」を開校し、関東・関西・中国・九州地方のそれぞれにて、かかりつけの医師のように住宅および施主をサポートする「住宅医」を育成しています。

各地の「住宅医」は、国の住宅性能表示制度のほかに、既存住居でリサーチすべき「劣化対策・耐震性能・温熱性能・省エネルギー・バリアフリー・火災時の安全性」といったポイントを明確にし、『住まいの診断レポート』を発行しています。

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