身内なら震えなくて済む?西野カナの熱愛発覚で変化する“業界の掟” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■西野の熱愛報道が事務所に及ぼす影響

「事務所は交際を否定していますが、『FLASH』の報道を見る限り、大多数の人が恋人関係にあると推測しています。商品であるアーティストと、担当マネージャーの交際というのは、業界内でも当然ご法度。多くの場合はマネージャーの配置転換という“更迭”が行われます。しかし、まだマークが激しい中でそのような人事が行われれば、当然怪しいと思われさらなる報道の過熱化を招いてしまいます。まずは水面下で、事務所から担当マネージャーに破局を促させることになりそうです」(芸能関係者)

 西野がやっと見つけた“誰よりも震えなくて済む相手”も、すぐに引き裂かれてしまうのが業界の掟。しかし上述の通り西野は、自らの恋愛体験がそのまま歌詞に反映されるような生粋の“恋愛体質”である。容易に破局へと導けば、今度は違う形で音楽活動に影響が出てしまうことを懸念する意見もあるだけに、事務所としても悩みどころだろう。

 一方で、同性からの支持が高いだけに、今回の熱愛報道に対しては女性からは祝福の声も数多くみられる。スキャンダルが出ても売り上げには影響なしと判断されれば、異例ともいえる“お咎めなし”に終わる可能性もある。西野が招いた初のスキャンダルを受けて、今後事務所が果たしてどう動くのか。その判断が注目される。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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