「なるほど」は失礼!? ビジネスで使える正しい敬語表現とは? 【もう間違えない! 定番ビジネス敬語集】 (2/2ページ)

フレッシャーズ

「なるほど」という言葉が出てしまったときには、「なるほど、おっしゃる通りですね」「なるほど、承知いたしました」などと続けるといいでしょう。
また、相づちにはシンプルに「はい」を使用するか、うなずきだけでも違和感はありません。その上で、「確かにその通りです」「おっしゃる通りです」「私もそのように感じております」と続けるのが望ましい言い方になります。ただし、いくらビジネスに向いた言い方でも、「はい」や「おっしゃる通りです」を多用すれば真実味が薄くなるので、適度に使用するようにしましょう。

■「なるほど」の言い換え例文


ビジネスシーンで「なるほど」と感じたとき、実際どのように言い換えることができるのか例文をご紹介しましょう。

<例文1

「なるほど……なるほど……そうですか」→「はい……はい……左様でございますか」

上記はビジネス相手に対する相づちの言い換え例ですが、比較的シンプルなので言い換えに手こずることはないでしょう。

<例文2>
上司:「……。こんなことじゃ、こまるんだよね」
部下:「おっしゃる通りです。申し訳ございませんでした」

このように、上司やビジネス相手から落ち度や失敗を指摘されたときに「なるほど」と返答すると、相手をさらに怒らせてしまう恐れがあります。素直に非を認め、謝罪の言葉を続けるようにしましょう。

「なるほど」はとても便利な言葉ですが、使わない方が適切な相手もいることを知っておきましょう。また、使いやすいため常套句として乱用しがちなので、短いやりとりをするメッセ―ジなどでは言い換えた表現を取り入れるようにすると、印象がスマートになります。

文・学生の窓口編集部

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