冬こそ要注意!掃除をしないと加湿器が危ない、その理由とは! (2/2ページ)
・過敏性肺臓炎
「肺臓炎」は肺胞の壁そのものが炎症を起こしている病態を呼びます。
加湿器が原因となって発生した過敏性肺炎・肺臓炎を、俗に「加湿器病」と呼んでいます。原因となる菌の一つとして、 レジオネラ菌が有名です。
これは1976年アメリカで退役軍人の会合が開かれていたホテルで、空調から放出されたレジオネラ菌が原因となって肺炎患者が集団発生した事件で発見された細菌です。
レジオネラ菌以外にも、通常は病原性を持たない細菌やカビであっても、 繰り返し肺の免疫を刺激することで、過敏性肺炎・肺臓炎を引き起こすことがあります 加湿器病の症状加湿器病では、
・発熱
・咳
・悪寒
・息切れ
・全身のだるさ
・食欲不振
などの症状が生じます。
診断のためには胸部レントゲン、CTなどの画像検査、気管支鏡検査が行われますが、症状が一般的な風邪と似ており、すぐに診断がつかないこともあります。
一般的な風邪の治療を行っても改善しない場合、加湿器を使っていればその影響が疑われます。加湿器病で受診する場合は、呼吸器内科が適しています。 医師からのアドバイスお手入れが難しい場合は、加湿器でなくても、濡れタオルや洗濯物を部屋に干すなどの対策でも部屋を加湿することができます。
また風邪予防には締め切った部屋で加湿器をかけるよりも、程よい換気をしながら使用するのがいいでしょう。
(監修:Doctors Me 医師)