【プロ野球】巨人入りを決めた山口俊と森福允彦が揃って記者会見! 投手陣の底上げなるか!? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■気持ちとキレで抑える森福允彦

 一方の森福も、左のセットアッパーとして絶対的な存在だった山口鉄也の勤続疲労が懸念されることから、重宝されそうだ。

 2011年の日本シリーズで、無死満塁の場面を抑えた「森福の11球」に象徴されるように、強心臓とスライダーのキレで勝負する森福。2014年の防御率3.02に対し、2015年は5.82と数字が下降していただけに、疲労の蓄積が心配されたが、今季は2.00と持ち直している。

 今季はワンポイント起用も多かったため、50試合の登板ながら27回とイニング数は少なかった。「ワンポイント起用に満足できない自分がいた」という本人の思いはともかく、それがコンディション維持にはプラスに働いたのかもしれない。

■両投手の新チームでの活躍に期待

 会見に同席した高橋由伸監督は、「現役時代から対戦もして、彼らの力はわかっているつもりです。今までどおり頑張ってくれればいい」と、早くも両投手への信頼を口にした。

 巨人入りを表明したときには、古巣への愛着からか、取材陣の前で涙を抑えきれなかった山口と森福。それでも、山口が42番、森福が13番という新たな背番号がついたユニフォームに袖を通して、もう完全に吹っ切れているはず。両投手の新天地での活躍に期待したい。

文=藤山剣(ふじやま・けん)

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