やくみつるの「シネマ小言主義」 メリル・ストリープの怪演にひれ伏すしかない 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 (2/2ページ)
確かに自分も子供ながらに、そこに触れてはいけないと自覚していたような。今のように「イジる」習慣のない、生真面目な時代でしたねぇ。
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■『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』監督/スティーブン・フリアーズ 出演/メリル・ストリープ、ヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーク、レベッカ・ファーガソン、ニナ・アリアンダ 配給/ギャガ 12月1日(木)、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー。
ニューヨーク社交界のトップであるフローレンス・フォスター・ジェンキンス(メリル・ストリープ)は、ソプラノ歌手になる夢を追い続けていた。だが、自分がオンチであることには気づいていない。夫のシンクレア(ヒュー・グラント)は、愛する妻に夢を見続けさせるために、マスコミを買収して理解者だけを集め、小さなリサイタルを開催するなどしていた。そんなある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い出して…。
やくみつる:漫画家。新聞・雑誌に数多くの連載を持つ他、TV等のコメンテーターとしてもマルチに活躍。『情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、『みんなのニュース』(フジテレビ系)レギュラー出演中。