話題の「マリメッコ展」が東京に上陸!見所&予習のポイントは・・・ (4/5ページ)
60年以上に渡る歴史の中で生み出された、様々な年代の製品が一堂に会する光景はぜひこの目で観ておきたいところ!
なかでも本展において見逃せないのが、ブランドの火付け役ともなったジャクリーン・ケネディが実際に所有していたドレス。1960年、マリメッコに買い物に訪れた彼女は、一回の買い物で計7着ものドレスを購入したと言われています。
マリメッコを創り、発展させた「女性たち」に注目
アトリエにて図案を描くデザイナーのマイヤ ・イソラ、1960年代
Photo by マリメッコ展(Asahi Shimbun)
ブランドとしてのマリメッコの大きな特徴の一つが「女性の活躍によって成功したブランド」であるということ。
創業者のアルミ・ラティア、そして同ブランドの伝説的なデザイナーであるマイヤ・イソラの二人を筆頭に、創業当初から多くの女性がデザイナーや経営者として大活躍してきたことが本展を通してわかるはず。
女性の自立を重んじる北欧社会、そして女性の社会進出を象徴するブランドとしても、マリメッコは世界中から注目を浴びてきたのです。