成宮寛貴とサスケに遺恨？”ハラスメント問題”浮上でネットが騒然

2016.12.13 21:01 デイリーニュースオンライン

タグ：: ザ・グレート・サスケ; DOKUJO; 成宮寛貴; セクハラ

成宮寛貴10周年記念メモリアル本「Hiroki Narimiya Anniversary Book10」より

　電撃引退、海外渡航、公式サイトから完全削除など、成宮寛貴（34）の話題が止まらない。芸能界からも様々な意見が寄せられている今回の騒動だが、ここにきて意外な人物が乱入してきた。プロレスラーのザ・グレート・サスケ（47）である。

　さすがレスラーなだけあって、成宮問題にも「参戦」せずにはいられなかったのであろうか。しかし決して意味もなく参戦した、というわけではなさそうだ。なんでも「10年前に愚息がハラスメントを受けた」と言うのだから、穏やかではない。サスケは11日（日）、「引退する成宮さんへ」と題し自身のブログを更新。

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「その幕の引き方じゃぁ　我々家族は　逆に許しませんよ」「10年程前に　愚息があなたから受けたハラスメントが真実だったって認める事になっちゃうじゃないですか？」等、読者の想像を異常なまでに掻き立てる意味深なメッセージを連発。最後には「いつか『全て冗談に決まってるでしょ』って言ってくれればそれで良いと思って許してたのに」と締めくくり、読者を更なる混乱へと陥れた。

　サスケが発した成宮宛のメッセージは、ブログ読者のみならず、もはやネット全体をも巻き込む形となり、各所で話題に。今回、コカイン疑惑と併せてセクシャリティな部分もクローズアップされたことから、「これは性的な被害を受けたのでは？」という指摘が相次いだ。

■「どっちの愚息？」「何された？」疑問の声殺到

　愚息ハラスメント問題が勃発した当初、まず話題となったのは「どちらの愚息か？」という点である。Twitter上においても、どっちの愚息なのかと悩むツイートが多数寄せられた。

「サスケが言ってる『愚息』とはどちらの意味なんだろうか？」

「愚息って、そのままの意味で息子と受け取るべきか、サスケの[ピー]と受け取るべきか……。どちらにも取れるな、これは……」

「サスケの『愚息』って息子のことなのかムスコのことなのか」

「グレートサスケの愚息って表現、私はサスケのサスケだと受け取ったんですけどね」

「サスケの言う愚息はどちらとでもとれるので困る」

　多くのユーザーを悩ませた愚息問題だが、どうやら実際のところは、サスケの長男・アンドレスのことを指しているらしい。即ち、今回のメッセージにおける愚息とは「ピー」ではなく人間の「息子」である、という結果に落ち着いた。

　もちろん、単にへりくだる姿勢で「愚息」と表現しただけかもしれない。が、今この時期に成宮宛のメッセージで「愚息」となれば、受け手側は様々なことを想像してしまうだろう。

　セクシャリティな面でも話題となった成宮に対する申し立て、という前提で考えれば、多くのユーザーがその意味を深く探り、最終的に性的な連想をしてしまうこともやむを得ないと言える。しかし、ユーザーの疑問はまだ尽きない。

　愚息がアンドレスであるならば、そのアンドレスは一体何をされたのか？更なる疑問が多くのユーザーの頭を悩ませた。また、どんな被害を受けたのかが具体的に明らかにされていないことから、巨大掲示板「2ちゃんねる」においても、「わけわからん」「どうせ書くならはっきり書けよ」「これじゃ、変な憶測だけを呼ぶ」等、自ら切り出したわりには曖昧な姿勢を取るサスケに対し批判の声が殺到。

　挙句の果てには売名疑惑まで持ち上がり、インターネットというリング上で容赦なくボコボコにされる形となった。

■スタッフも認めた！”確定情報”でネット大荒れ

　性的なハラスメントがあったのか？この問いかけは、サスケの所属事務所であるアルファ・ジャパンプロモーション、そして成宮の元所属事務所であるトップコートにも投げかけられたようだ。

　トップコート側は「全くこちらでは分からないです。この件については、取材でお答えしていません」と回答。だが、アルファ・ジャパンプロモーションのスタッフである担当マネージャーは、「そうだと思います」と認めたそうだ。

　もちろん、「知っていますが、言えることではありません。サスケ本人も、あれ以上は話さないでしょうね」として、詳細は伏せたが、「当時は、事実確認が難しく、どうしようもありませんでした。息子さんは、ファッションモデルの仕事をしていましたが、それ以来、精神的なショックを受け、一般社会に復帰できないでいます。サスケ本人は、よっぽど怒っているのではないですか」と語った。この新たな情報により、ネットはまたしても大騒ぎとなった。以下は再び2ちゃんねるから。

「これはマジでヤバそうなやつだな」
「精神壊されちゃったのか、可哀想に」
「一般社会復帰できないハラスメントってなんなんだ……」
「え、もうちょっと軽い感じなのかと思ったけど、かなりヘビーな感じじゃん」
「モデル辞めて今も病んでるとかやばいだろ。なにやったんや」

　スタッフの証言から察するに、どうやらアンドレスは相当なダメージをくらったようだ。

　この事実は多くのネットユーザーに衝撃を与え、もはや「愚息ってどっち？」と少々ネタにしていた頃が懐かしくなるほどにシリアスな雰囲気となった。

　同時に、「息子が社会復帰できないほどの精神的ダメージ受けたのに、父親として随分ぬるい対応しかしなかったんだね」「なんで今のタイミングで10年前のこと言ってるの？引退してなかったら何も言ってないの？」等、サスケの当時と現在の対応を疑問視する声も多く挙がった。

　加えて、「もっと早く本人に直接言ってればいいだろ」「本人に連絡するならばまだしもSNSに投稿する時点で魂胆お察し申し上げます」等、サスケの告白方法にも非難の声が多数寄せられ、ネット上は大荒れとなった。確かに、匂わすようなことをされれば、受け手側としては何とも曖昧で気持ちが悪いものだろう。

　様々な事情があるのかもしれないが、どうせ全てを明かせないのであれば、黙っていた方が賢明だったかもしれない。ブログなどを用いるやり方ではなく、相手へ直々に訴えかけ、正々堂々と問題解決を図ろうとはしなかったのだろうか。それこそレスラーらしく、直接「戦い」を挑む姿勢でもって。

　突如として勃発した愚息ハラスメント問題だが、事によるとこれ以上の進展は特に無いかもしれない。しかし万が一サスケが何かを語ってくれれば、また新たな展開も期待できるだろう。「具」体的な「速」報。「愚息」ならぬ「具速」を待ちたい。