サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ダンビュライトが2歳王者に輝く!」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 狙いはやはり牡馬。最も期待を寄せたいのは人気の一角、ダンビュライトだ。

 前走のサウジアラビアロイヤルCは、仕上がっていたが、落ち着きがなくイレ込みが見られた。3カ月レース間隔が開いていたからだろうか。道中は物見をしたり、他馬を怖がったり若さを見せていたが、それでもしまいは鋭く伸びて2着を確保。素質のよさを見せつけてくれた。

 前走後は短期放牧でリフレッシュ。ここを目標にしっかりと乗り込まれてきている。

「落ち着きが出て心身ともにしっかりしてきた。前走以上の仕上がりで臨めそうだ」

 こう言って目を細めるのは音無調教師だが、そのとおり、1週前の追い切りは軽快かつリズミカル。状態のよさは一目瞭然だ。

 コンビを組むのは名手ルメール騎手。このGIは外国人騎手の活躍がやたらと目立つ。10年デムーロ、11年ウイリアムズ、12年デムーロ、13年ムーア、15年デムーロと、このところ立て続けで外国人騎手が勝利者となっているが、ルメール騎手は08年にアタマ差2着の悔しい思いがある。意気込みのほどは、かなりのものと察していい。

 マリアライト(宝塚記念、エリザベス女王杯)、アロンダイト(ジャパンCダート)など近親、一族に活躍馬が数多くいる良血。晴雨にかかわらず大きく狙ってみたい。

 またこのレース、500万条件馬が7頭、うち4頭に抽選で出走枠がある。この中にアシャカリアントリリオネアが入ったら要注意。ともに素質はかなりのもので、特に後者は前走の内容がすこぶるよかった。母系は欧米の一流血脈。“一発”があっていい。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ダンビュライトが2歳王者に輝く!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 12/22号ミスエルテダンビュライト水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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