「認知症治療」の研究は、ここまで進んでいる! (5/5ページ)
認知症は、“加齢とともに細胞内に悪いタンパク質などが溜まることが、神経の活動に悪影響を与えている”との説が本当なら、オートファジーを利用して、アミロイドβやタウを除去できるかもしれません」(厚労省担当記者)
さらには、薬ではなく、なんと健康食品だが、東京大学が開発中の『ワクチン米』も注目される。「アミロイドβの遺伝子を入れたコメのことで、これを若いときから食べて体の中に抗体を作り、アミロイドβの増加を抑え、予防しようという試みです」(前同)
抗体(ワクチン)自体は他の野菜でもいいが、アミロイドβをたくさん作れて、日本人の生活に密接な食材がコメだったというわけだ。「注射だと、およそ6%の人に副作用が見られるのですが、月に2・3回、茶碗一膳の普通のコメにワクチン米を100粒ほど混ぜて食べるだけでいいのですから、こんな楽な予防法はありません」(同)
以上、見てきたように、認知症根治薬の開発は日進月歩。多くの人が苦しむ前に、一日でも早く開発してもらいたいものだ。