就活のグループディスカッションで実際に出題されたテーマ4選! 内定者に聞いた

就活スタイル

選考過程で必ずといっていいほどあるグループディスカッション。就活生にとっては、避けて通れない道と言えるでしょう。数人で力を合わせて答えを出していく必要があるため、グループディスカッションは苦手という就活生も多いかもしれませんね。そこで今回は、就活面接を勝ち抜き内定を獲得したみなさんに、グループディスカッションで実際に出されたテーマを聞いてみました。ぜひチェックして、グループディスカッションに備えましょう!

■テーマが難しすぎて意見がまとまらないことも……

「衆議院と参議院、2つでいいの? いいなら理由、よくないならいくつに増減すればいいか」という質問。
ものすごく難しい内容であったが、意見がバラバラで結局時間内に意見がまとまらず強制終了となった。半分くらいの人は2つでいいという回答で理由としては「今までそれで問題なかったから」「衆議院で問題のある法案が万が一通ってしまっても参議院で再考されるから」というものが大半であった。それ以外の人はまず1つでいいという回答。普通の会議だって会議で決まったことは決定事項なのだから一度多数決を取れば十分、とのことだった。(男性/21歳/大学4年生)

テーマが難しすぎると意見がまとまらなくて時間切れになってしまうこともあるようです。そんなときに議論を活性化できるような質問や提案を投げかけられるような人になりたいですね。

■学生視点では難しい質問も!

「明日、倒産するかもしれない状況で、起死回生の企画をするとしたら?」という質問。
そもそも、会社を経営するというのは全く予期していなくて、突然の出題に戸惑った。なんとかいろいろなアイデアを出し合って答えたが、ブレーンストーミングがあれでよかったのかと反省する点が多い。未経験ゆえの発想力不足もあるけれども、とても緊張感があってよかったと思う。(男性/38歳/その他)

学生はなかなか経営者の立場に立って考える機械がないので難しそうですね。ふだんから「自分が経営者だったらどうするか?」という視点でニュースなどを読んでみるのもいいかもしれませんね。

■意見はたくさん出てもその後がたいへん!


「新たにサービスエリアをつくるならどんなものにしたい?」という質問。
みんなの意見がどんどん出るのはいいが、まとめるのが難しかった。ある人からは新しいアイデアをどんどん出してくれるし、別の人からは既存の施設の利点や盲点を述べてくれたので、意見が滞りなく出たのは非常によかった。しかし、そこからその出した意見やデータをまとめるのが非常に難しく人数も多いため、リーダーがとても困っていた。(男性/22歳/大学4年生)

意見をどんどん出し合うまでは楽しくスムーズに行っても、それから結論を導き出すのは難しいようですね。

■難しい質問でもしっかり役割分担することで成功!

「会社で毎朝ラジオ体操を取り入れ、社員の参加率をあげるためにはどのような工夫が必要か?」という質問。
早朝出勤をしてラジオ体操をすることのメリット・デメリットを全員で挙げ、参加に付加価値をつけることで意見が合意した。発表のために、社員が自主的に参加することで得られる特典についての案をあげ、まとめた。話の脱線が多かったため、私は客観的に見て進行役とストッパーの役目を担い、発表は最も積極的な人に任せた。発表後、「それぞれに合った役割分担がしっかりとできていた」と講評を受けた。(女性/23歳/大学4年生)

難しい質問でも、しっかり役割分担することで発表までうまくまとめることができるんですね。議論が脱線しないように仕切る「ストッパー役」はグループディスカッションに欠かせない存在かもしれません。

いかがでしたか? さまざまな質問がありましたが、グループディスカッションは御代だけではなくその場の空気やメンバーにも左右されるようですね。普段から物事をしっかり考える癖をつけて、グループディスカッションを引っ張れるような就活生になりたいものですね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2016年12月
調査人数:内定を獲得した大学生48人

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