お江戸の美意識!"地味色"を"粋な色"に変身させる江戸っ子センス「四十八茶百鼠」とは? (2/2ページ)
素鼠(すねずみ)
こちらは「素鼠」(すねずみ)という他の色が混ざらない鼠色。
現代では中明度のミディアムグレーと言われる色なのですが、やや青みを含んだグレーです。清楚で凛とした素鼠色は男女問わず人気があります。
鳩羽鼠(はとばねずみ)
薄い紫色である藤色に鼠色をかけた赤みがかった灰紫色が鳩羽鼠の色。山鳩の背中の羽の色に用いられました。
現在、このような美しい色合いを楽しめるのも、江戸っ子が生みだした四十八茶百鼠の創意工夫のおかげではないでしょうか。
ダメと言われてそれを逆手にとって、新たなトレンドを創り出し、生活を楽しむ江戸っ子の心意気が生んだ元祖トレンドカラーです。どんなときも、洒脱であることを粋とした江戸っ子の逞しさを見習いたいですね。
トップ画像: 「美南見十二候 六月 品川の夏(座敷の遊興)」 天明4年(1784年頃)。Wikipediaより
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