専門医が警鐘 冬の「肌断食」で受けるダメージとは (2/3ページ)

新刊JP

大きなポイントは、美容整形外科の施術の多くが、一度行ってしまうともとに戻すことが難しいのに対して、美容皮膚科の施術は、効果の持続期間が長くても2年ほどで、万が一うまくいかなかった場合でも、いずれもとに戻る点です。これは大きなメリットだと思います。

美容皮膚科に通う方が増えている背景としては、高齢化があります。60代、70代になってもきれいでいたいという女性の方は多いですが、年齢的にいってもなかなか美容整形という選択肢は取りにくい。美容整形まではやりたくないけれど、きれいになりたいという人の受け皿になっているところがあるんです。

――美容は、特に女性にとって大きな関心事です。それだけに「肌を美しく保つ秘訣」といったことについては膨大な情報が飛び交っています。こうした情報のなかに、花房さんからみて間違っているのではないかと思えるものがありましたら教えていただきたいです。

花房:「肌断食」は気になっていますね。あれはやってもいい人と、やってはいけない人がいるんです。

――どういうことですか?

花房:「肌断食」は、保湿も含めてスキンケアをやめることで健康な肌を取り戻すというものですが、元々が乾燥肌の人はきちんと保湿してあげないと、余計に肌を乾燥させて痛めつけてしまうことになります。

都内に限っても冬はとても乾燥しますから、元々乾燥肌でない方でも乾燥に伴う肌トラブルを発症しやすい状況です。特にこの時期は、保湿はしっかりしていただきたいですね。

――保湿というと、化粧水やクリームなどを何種類も重ねてつける方もいますが、花房さんはクリームだけで十分だというご意見ですね。

花房:保湿剤のなかではクリームが一番理に適っているというのはあります。化粧水、乳液、クリームを全部つける方もいるのですが、医学的にはあまりメリットを感じません。単に保湿というだけであればクリームだけで問題ないと考えています。

――化粧品選びについてもお聞きしたいです。一朝一夕に効果が出るようなものではないため、どうしてもあれこれ試しすぎて、どれがいいのかわからない状態になる方が多いのではないかと思いますが、どういう基準を持って普段使う化粧品を選べばいいのでしょうか。
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