同情を集めるためだった?成宮寛貴の”海外渡航”の思惑

デイリーニュースオンライン

「成宮寛貴10周年記念メモリアル本」より
「成宮寛貴10周年記念メモリアル本」より

 薬物使用疑惑報道から、突然の俳優引退宣言を行った成宮寛貴(34)が、海外に渡航しているようだ。一部報道では、12月8日に引退表明のコメントを発表した直後、シンガポール経由で東南アジアに渡ったのではないかと伝えられている。この雲隠れともとれる成宮寛貴の行動に、一部では、自身のセクシャリティについて触れられたことに対する傷心旅行という話や、服飾系ビジネスに携わる準備のためなど、さまざまな噂が囁かれている。一方で、こうした一連の報道に対し、マスコミ批判の声も大きくなっているようだ。

「コカインの使用疑惑については、以前から不穏な情報が出回っていたようです。薬物使用時の動画もあり、それを捜査当局も入手しているという話もある。しかしそれ以上に注目を集めているのが、“セクシャリティ”な部分。報道では薬物使用疑惑から派生して、このセクシャリティな部分に焦点を当てるメディアも少なくなく、視聴者や読者から疑問の声が挙がっているのも事実です」(芸能記者)

 成宮は直筆の引退コメントで、<人には絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい>と記し、自らセクシャリティ報道問題に言及していた。そのために報道が過熱した背景がある。そして、突然の引退宣言と海外逃亡。これにより、ファンのみならず成宮に同情する声が多くなったという。

■同情票を買い占めるためだけの手段?

「突然の引退発表に対して納得できないとする声が大きいのは事実ですが、反対に、そこまで追い込むマスコミの報道姿勢を批判する声も大きい。“薬物疑惑は否定するが、セクシャリティな部分を晒されたことに我慢ならなったのだろう”という点に同情する人が多いようです。ですが、我々からしてみれば、薬物疑惑をセクシャリティな問題という話題にすり替えているに過ぎないとしか思えないのですが……」(芸能記者)

 成宮が所属していた事務所は当初、「事実無根であらゆる法的措置をとる」とコメントを出していた。しかし現時点で講談社に訴状は届いていないという。成宮の口から薬物疑惑に対するコメントがない限り腑に落ちない状態が続くことになりそうだが、一方的な悪者になっていない現状をみると、話題のすり替えが成功したと言えるのかもしれない。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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