広告業界に内定した先輩の就活体験談! 就活対策のポイントは?

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広告業界志望の就活生のみなさんは、どんな風に業界の情報を収集していますか? 先輩の就活体験談は、みなさんの就活に貴重なヒントを提供してくれるでしょう。先輩は、何に悩み、どのような取り組みに、どう力を注ぎ内定を獲得できたのでしょうか? 今回は広告業界を志望する就活生のために、見事、広告業界の内定を獲得した先輩の体験談を紹介します。


面接で心がけたことを教えてください。

質問の意図を掴むことを心がけていました。例えば、「あなたの好きな番組は?」という質問ならば、番組名ではなく、「共感・賛同したメッセージ」「創造性を感じたポイント」など、「なぜ、好きか?という理由」が求められているのだと推測し答えていました。

―就活対策として大切なことは?

語弊はありますが、行くつもりのない会社でも良いので、早期に内定を一つ獲得しておきましょう。内定がゼロとイチでは、本当に大違いです。まず安心を得られ、次に、大胆に挑戦できるようになります。大胆になれれば、緊張に負けないようになれます。但し、相手に対し礼儀や謙虚さをもたなくて良いということではありませんので、誤解なく。

―自己分析はどのように行いましたか?


「なぜ、このアルバイトやゼミを選んだのか?」「なぜ、続けられたのか?」「なぜ、高校時代まで続けた部活の延長線上にあるサークルは選ばず、今のサークルを選んだのか?」「なぜ、就職するのか?」…と、「なぜ、なぜ」と考え、メモしていました。大切なのは考えるだけでなく、浮かんだ答えをメモすることです。メモすることで、考えが明確になり、また、メモの最中に、より深い答えが得られたりします。また、なぜ?と考えたことに触れる質問に対しては、スムーズに答えが浮かんできましたので、面接にも役立つと思います。

―面接で同じ質問をされた場合は?

例えば、「学生時代に力を入れたことは?」は、ESも含め、何度も質問されます。心がけたことは、ESのコピー、面接の質問と回答を記録するメモを残して、(次の)面接の前日に再確認できるようにしておきました。そして、「力を入れたことはサークルです。前回の面接ではチームワークについてお話させて頂きましたが、今回は個人力についてアピールさせて頂きます」のように、切り口を変えるようにしていました。他には、「前回はサークルを取り上げましたが、今回はゼミで力を入れていることをお話しさせて頂きます」でも良いと思います。

「なぜ、なぜ」を繰り返した自己分析を真似てみましょう。「(合説に参加後)なぜ、A業界に魅力を感じるのか?B業界には感じなのはなぜか?」「A社に魅力を感じ、B社に感じないのはなぜか?」「A職に向いていると感じ、B職に向いていないと感じるのはなぜか?」「なぜ、大企業を志向するのか?もしくはベンチャーを志向するのか?」…自己PRだけでなく、志望動機の充実も図れます。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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