北朝鮮のハタハタが売れない訳 (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

「こんなに売れないんだったら、中国に輸出するよりも、金正恩氏が約束したとおり、北朝鮮の人々に配給したほうが、よっぽど(体制宣伝の)効果がある」(情報筋)

中国では「日本叉牙魚」と呼ばれるハタハタだが、中国ネットショッピング大手のタオバオや京東では扱っておらず、ネットでも「日本に行って食べた」という記述ばかりで、そもそも存在があまり知られていない。

韓国では、主に東海岸の江原道で獲れるが、それ以外の地域ではあまり知られておらず、あまり人気もなかったが、日本への輸出が始まって以降、人気も値段も急上昇した。ちなみに江原道の人は、中国の朝鮮族とは異なり、卵を持った晩秋のメスよりも、卵がなく身に脂がのった初秋のメスやオスを好むとのことだ。

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