【プロ野球】急きょ出場の武者修行先で快音連発。八百板卓丸(楽天)がアジア・ウインターリーグ(AWB)で大暴れ! (2/2ページ)
■2軍で力をたくわえた
高卒2年目の今季、イースタン・リーグで多くの経験を積んだ。出場数は43試合から70試合に増え、打席数も95打席から201打席に倍増。打率は.230から.262に改善された。また、選球眼のよさを発揮し、安打以外の出塁率を示す「IsoD」はリーグ平均の.073を上まわる.093を記録。着実に力をつけて臨んだのが先のアジア・ウインターリーグ(AWB)だった。
■台湾で長打5本! 目を見張ったパンチ力も発揮!
台湾では持ち味のコンパクトな振りでミートする打撃に加え、180センチ76キロという細身からは想像しにくいパンチ力を爆発させている。12安打中、長打は5本。12月11日のヨーロッパ選抜戦で放ったホームランは逆方向に運ぶ大当たりに。14日の中華台北トレーニングチーム戦で放った三塁打は、背走するライト頭上を軽く越え、ウオーニングゾーンに着弾する大飛球だった。
■1軍のリベンジを八百板が果たす!
楽天の1軍が降参した変則タイプにも、八百板はしっかりと適応した。今季の交流戦、プロ初登板・初先発の青柳晃洋(阪神)に、楽天はプロ初勝利を献上していた。青柳の左打者被打率は.224。楽天のみならず、各チームの1軍の左打者の多くが悩まされた変則右腕だ。
ウエスタン選抜の一員として今回のアジア・ウインターリーグ(AWB)に参加し、最優秀投手に選ばれた青柳だが、八百板は2打数2安打と攻略。そのうち1本は左中間へ打ち返す二塁打だった。
現在、八百板はチームの中で唯一の22歳以下の左打ち外野手。次世代を担う貴重な逸材だ。台湾でつちかった経験を、勝負の年になる育成3年目の2017年につなげてほしい!
- 柴川友次
- NHK大河「真田丸」で盛り上がった信州上田在住。真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える楽天応援の野球ブロガー。各種記録や指標等で楽天の魅力や特徴を定点観測するブログや有料メルマガ、noteを運営の傍ら、ネットメディアにも寄稿。