金正恩氏「喜び組」見たさに革命の聖地を訪問か (2/2ページ)

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実は、この女性中隊は金正日総書記のお気に入りだったという。正日氏は彼女らに逢いに行くという口実で、両江道を度々訪れていたとの噂もあるほどだ。2008年11月に開催された「朝鮮人民軍第32回軍務者芸術祝典」では、わざわざ平壌まで呼び寄せ、2日連続で公演を鑑賞した。5課処女を選抜・管理するシステム自体、正日氏が作り上げたとされているが、革命の聖地で活動する彼女らには特別な思い入れがあったのかもしれない。

女性中隊が正日氏のお気に入りであることは全国に知れ渡り、一時は人々の話題のタネとなった。しかし、2011年に正日氏が死去してからは、人々の関心から遠ざかっていた。今回、正恩氏が女性中隊の公演を見たことは公にされていないが、父と同じくお気に入りだという情報もある。

果たして、正恩氏は新たな政治的決断をするために革命の聖地を訪問したのか。単に女性中隊の公演を見たかっただけなのか。それとも両方だったのか。いずれにせよ、指導層が権力を笠に着て女性を仕えさせ、時には慰み者にするーー女性に対する人権侵害の象徴ともいえるシステムを、正恩氏は父・正日氏から受け継いでいるのだ。

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