嵐・相葉雅紀の月9主演が決定?若手ジャニーズ連敗で”尻ぬぐい”

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嵐・相葉雅紀のフジテレビ月9主演が決定?若手ジャニーズが連敗で尻ぬぐい
嵐・相葉雅紀のフジテレビ月9主演が決定?若手ジャニーズが連敗で尻ぬぐい

 来年4月期のフジテレビ「月9ドラマ」の主演が、嵐・相葉雅紀(33)に決定したと一部メディアが報じている。関係者の話によると、ストーリーは原作付きのミステリードラマになるという。今年、計12社のCMに出演していた相葉は、年末には『NHK紅白歌合戦』の白組司会も務めるとあって、嵐メンバーの中でも高い好感度がウリでもある。

 2015年4月期の月9、『ようこそ、わが家へ』で主演を務めた際も、視聴率が危ぶまれていた背景がありながら、全話平均で12.5%という視聴率を残していただけに、その好感度と実績に白羽の矢が立った印象だ。

 なんといっても昨今の月9といえば、平均視聴率のワースト記録を立て続けに更新する壊滅的な状況だ。2016年は散々たる結果で、1月期の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』と4月期の『ラヴソング』は、共に平均視聴率は2桁を割る月9ワーストを2期連続で更新。さらに、現在放送中のHey! Say! JUMP・山田涼介(23)主演ドラマ『カインとアベル』に至っては、全話を通じて平均視聴率が7~9%台と低迷しており、このままでは大幅なワースト記録更新となってしまう。

 今年、フジテレビは社をあげた大号令としてドラマ復活を第一に挙げており、必死のキャスティングをみせていたはずだったのだが、あえなくこのような結果に終わっている。月9復活のためには、もう嵐メンバーしかいないと今回のオファーに至ったようだ。

「これだけの低迷をみせているとあって、もはや存続さえ危ぶまれている月9は、フジテレビのオファーにも大物が応じない状況です。来年1月期も、竹野内豊(45)が主演を降りたのは有名な話で、キャスティングは大幅に難航しました。もはや、この惨状にフジテレビもジャニーズに頭を下げるしか道がないようで、主演は嵐でお願いしたいと直談判の連発。来年7月期の月9も、嵐メンバーの誰かが主演を務めるのではないかともっぱらの噂です」(テレビ局関係者)

 もはやフジテレビ関係者も、嵐の神通力に頼るしかないというのが本音なのだろう。しかしフジテレビ関係者としても、ジャニーズに対して物申したいところはあるようだ。「嵐でお願いしたい」という背景には、ジャニーズの状況も大きく影響している。

■ジャニーズ若手の主演起用は論外だった?

 フジテレビがジャニーズに嵐・主演をこれだけ強く押せたのも、ジャニーズ側に“借り”があったからだ。今クールの『カインとアベル』の視聴率低迷で、現状Hey! Say! JUMPは数字を持っていないことが見事に露呈された。そのあおりを食った格好のフジテレビとしては、何とか数字の出せる嵐メンバーを出してくれということだったのだろう。

「『カインとアベル』主演の山田だけでなく、7月期の日9枠となった『HOPE~期待ゼロの新入社員~』でも、主演に中島裕翔(23)を立てておきながら結果は大爆死。今Hey! Say! JUMPを起用しても数字が出ないことがハッキリとしたので、当分はドラマ主演などのオファーをやめて、しばらくはバラエティ要員となる見込みのようです」(前出・テレビ局関係者)

 それでなくても今年末でSMAPは解散となるため、SMAPメンバーにオファーを出すのは二の足を踏まれる状況だ。嵐以降の若手タレントの伸び悩みが指摘される昨今だけに、ジャニーズにとっても嵐しかいないという状況なのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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