天才テリー伊藤対談「パックン(パトリック・ハーラン)」(3)アメリカは本当に困った国なんです (2/2ページ)

アサ芸プラス

僕個人は、そういう考え方はちょっと受け付けないなと思って、共和党員である親とも少しずつ離れていったんです。

テリー 何でクリスチャンが、トランプさんを支持するのかな?

パックン それが実に矛盾しているんですよ。トランプさんは離婚と再婚を繰り返していて、しかも離婚前に不倫しています。さらに女性蔑視の発言も多く、以前、女性を暴行していることを自慢していた。それに加えて税金も払っておらず、それを追及されると「自分が賢いからだ」とか言ってるんです。

テリー トランプ大学の訴訟問題も、結局、金で決着しちゃったよね。

パックン そうそう。トランプ大学は明らかな詐欺大学です。そういう道徳的な問題をいっぱい抱えているのに、なぜかクリスチャンは応援しているんですよ。

テリー それって、何なんだろうね。

パックン わけがわかりません。でも、多くのクリスチャンは人工中絶反対派で、彼はディベートで「民主党側は、赤ちゃんを子宮からえぐり取ろうとしている」というエグい表現の発言を繰り返していました。そういう発言を支持する敬虔なクリスチャンが、田舎や郊外のエリアにかなりいるんですね。

テリー なるほどね、神の教えに忠実に生きているからこそ、逆に過激になる傾向はあるよね。

パックン 今回トランプさんは、そういった人たちの価値観をうまく利用したと思います。

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