天才テリー伊藤対談「パックン(パトリック・ハーラン)」(3)アメリカは本当に困った国なんです (1/2ページ)

アサ芸プラス

天才テリー伊藤対談「パックン(パトリック・ハーラン)」(3)アメリカは本当に困った国なんです

テリー そういう発言をするっていうのが、ちょっと想像つかないよね。そもそも、トランプさんを支持したアメリカ人って、どんな人たちなの? 野沢直子は国際電話で「ビビット」に出た時、「アメリカ人はバカだ」って言ってたけど。

パックン いや、本当にバカですよ。アメリカは困った国です。

テリー それは、どういう点が?

パックン アメリカは国の中で規範がバラバラなんですよ。日本はわりに国民が常識を共有していて、その規範に沿って、政治家も官僚も行動していますよね?

テリー うん、さっきの「大統領になったら、すぐイギリスに電話する」みたいなことだよね。暗黙の了解というか。

パックン ところが、トランプさんはそういう規範を守らない。それなのに、どうして勝ったのかといえば、彼を支持している46%が普通とは違う規範を持っているから。僕らから見て当たり前の考え方が通用しない人たちなんです。

テリー それは例えば、どういう人たちなの?

パックン「神様が作ったこの地球が、温暖化などといった我々人間の些細な力で変えられるか。ノアの方舟時に、二度と世界を破壊しないと、神様が約束してくれたよ」みたいなことが、平気な顔で言える人たちです。僕は人口の9割がトランプさんを支持しているコロラド州のコロラドスプリングスという街で育って、子供の頃から週2回、教会に通っていたんですよ。

テリー 要するに、敬虔なクリスチャンってことだ。

パックン ええ。でも、高校ぐらいから聖書の内容に疑問を持ち始めるんです。「神様が万能ならば、何で世界中で子供が飢え死にしてるの?」とか。でも、牧師さんに聞いても「飢え死にさせているのも、神様の思し召しの1つだ」とか言って、全然納得できる答えが返ってこない。

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