新垣結衣が代役に?SMAP紅白辞退で浮上した”恋ダンス”特別バージョン (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■NHKとSMAP、折れるのはどっち?

 基本的に、SMAPの出場はない。これが報道各社の見解ではある。ただし、うがった見方をすると、これこそがNHKの戦略かもしれない。

「ここ数年のNHKは、予想はできるものの他局には実現できない、いわば“王道のサプライズ演出”を好んで行っています。『出演はない』と言われていた矢沢永吉(67)を引っ張り出し、特別枠で出演させた2009年の放送は、大きな話題を呼ぶとともに『紅白』の底力を見せつけた。また、2015年にはAKB48の歌唱時に、元センターだった前田敦子(25)と大島優子(28)を引っ張り出してきたことも、ベタながら番組的には大成功だった。SMAPに関しても、むしろ『出演はない』と報じられたことで、サプライズ出演は歴史的なトピックになることから、NHKとしてはさらに火が付いたのでは」(スポーツ紙記者)

 なお、26日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の生出演に関しては、「ほぼ絶望的となっている」(同記者)と言われる。これにより、5人が揃う機会はもはや『紅白』のみとなってしまうが、NHKとSMAP、最後に折れるのはどちらとなるだろうか?

「21日になって急きょ、紅白の特別審査員に新垣結衣(28)のキャスティングが決まりました。SMAPが不発に終わった時の保険として、”逃げ恥”(『逃げるは恥だが役に立つ』TBS系ドラマ)の”恋ダンス・特別バージョン”を披露するかしないか。すでに関係者同士の具体的な交渉も始まっているようです」(前出・記者)

 最後までドタバタ続きの紅白歌合戦。細かい構成が決まるのは、本番31日の直前となってしまうことが確実視されている。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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