もうすぐ新年。大晦日を堪能するための心得【12月27〜31日】 (3/3ページ)

ANGIE



食べると運が向く、といわれる年越し蕎麦は別名「運気蕎麦」とも呼ばれたそうで、今年の終わりにはぜひ年越し蕎麦をいただいて、2017年の運気を高めましょう。


除夜の鐘で迎える新たな一年


除夜の鐘は、大晦日の夜から新年にまたがって撞きます。その回数は合計108つ。人には108つの煩悩があるといわれ、欲望や心のよどみといった煩悩を、ひとつひとつ祓うために鐘を撞くそうです。

あの「ゴ~~ン」という、お腹の底に響き渡る鐘の音が、すべてを浄(きよ)めてくれるのですね。本来は除夜の鐘にも決まりがあるそうで、107回目までは前年のうちに、そして最後の一回は年をまたいで、新年になってから撞くのが正式な撞き方なのだとか。

除夜の鐘が鳴り響く中、今年はたちまち去年となり、新たな一年がやってくるのです。除夜の鐘を撞く際は一礼し、心を込めて撞きましょう。

この一年を振り返って心に浮かぶ悲しみや後悔、腹が立ったことなどなど、全て感謝の心で手放して鐘の音とともにやってくる新たな一年を、晴れやかな心で迎えましょう。



今年一年、連載「心なごむ昔ながらのスローライフ」をお読みいただきまして、ありがとうございました。空を見上げ、道端に咲く一輪の花に心をかけるほんの短い時間が、心の栄養補給になると感じています。

皆さんが自然を通じて、すこしでも元気になったり、癒されますよう願いを込めて、来年も記事を書かせていただきます。どうぞ、幸せな新年をお迎えください。

【参考】『くらしを楽しむ七十二候』広田千悦子/泰文堂、『日本の歳時記』/小学館


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