大槻香奈がカオス*ラウンジで新作個展 空虚の象徴として「家」を描く

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大槻香奈がカオス*ラウンジで新作個展 空虚の象徴として「家」を描く

現代美術家/イラストレーターの大槻香奈さんによる個展「」が、1月7日(土)から1月29日(日)にかけて東京・五反田にあるゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエにて開かれる。

本展では「家」をテーマに新作を中心とした構成。イベント開始当日となる1月7日には、オープニングレセプションイベントも開催される。

↓告知きましたのでツイートします。2017年1月7日から、ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエにて大槻香奈個展「家」を開催いたします。作家活動10周年のガチ新作展です。みなさんどうぞよろしくお願いいたします。https://t.co/B7uQkrV6vO pic.twitter.com/Q1FWvfI15U

— 大槻香奈 (@KanaOhtsuki) 2016年12月27日

少女をモチーフに描く現代美術家 大槻香奈

2007年から活動を開始した大槻香奈さんは、少女をメインモチーフとした作品で知られる美術作家。現代日本を「蛹」的に捉え、そこで生まれゆくものと死にゆくもの、またそれらを内包する世界の姿を客観的視点で描くことを試みている。

また、京都嵯峨芸術大学短期大学部の客員准教授として教壇に立つ傍ら、イラストレーターとしても活躍。書籍の装幀画やCDアルバムのジャケットなどあらゆる分野で描き下ろし作品を発表している。

大槻香奈、10年目の個展『家』
そんな大槻香奈さんが、活動10周年を迎える2017年最初の個展として開催する「家」。

空虚の象徴として少女を描き続けてきた大槻さんが、より無機的な「容れ物」、あるいは「殻」である「家」を空虚に触れる装置として描き、展示する。

今回の個展に際し、ゲンロン カオス*ラウンジのサイトには大槻さんからのステイトメントも寄せられている。

なお、大槻さんは12月28日(水)までの期間、兵庫県伊丹にあるギャラリー・創治朗 -contemporary art gallery-にて個展「神なき世界のおまもり」を開催中だ。
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