沈没船「財宝引き揚げ」10億円詐欺の狡猾手口!(4)「キーマン」を直撃すると… (2/2ページ)

アサ芸プラス

「あれはワシが招いたのではなく、松田を囲む婦人会グループの会合に私が招かれた形だった」

──その会場であなたは「お持たせしました。いよいよ近々、皆さんにいい知らせが届くはずです」と発言しているようですが。

「ないない。そんなことは言っていない。ただ、ワシも歌を歌ったり記念写真を撮って、ずいぶん盛り上がったことは覚えている」

──安倍総理と昭恵夫人の名前が登場する博物館建設への関与については?

「そんな話はない。それは出任せだな」

 あくまで「事業」への関与を否定するK氏。Aさんは言う。

「確かに詐欺は殺人などではないかもしれません。でも会員の中には、なけなしの年金をむしり取られて体を壊し、生きる希望を失ってしまった人も少なくありません。警察には徹底した捜査をお願いしたいし、厳しく罰してもらいたい」

 姿を見せない当事者たちは、彼らの叫びをどう聞くのか──。

「沈没船「財宝引き揚げ」10億円詐欺の狡猾手口!(4)「キーマン」を直撃すると…」のページです。デイリーニュースオンラインは、松田孝志ポーラースター週刊アサヒ芸能 2016年 12/29号田中角栄詐欺社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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