【プロ野球】《監督のコスパを探る》1勝あたりのお値段を算出。2016年の「お買い得な監督」は誰だった? (2/3ページ)
■CSボーダー近辺のお買い得監督
伊東勤監督(ロッテ)
年俸:8000万円
72勝
1勝あたり111万1111円
ラミレス監督(DeNA)
年俸:7000万円
69勝
1勝あたり101万4493円
真中満監督(ヤクルト)
年俸:7000万円
64勝
1勝あたり109万3750円
チームをCSに導く、もしくはCS争いに加わらせた監督で、コスパがいいと感じさせたのは伊東勤監督(ロッテ)、ラミレス監督(DeNA)、真中満監督(ヤクルト)の3名。
1勝あたりの金額も、2016年の監督のなかでは、まさに「高すぎず安すぎず」、絶妙のあんばいといったところ。
フロントとしては契約しやすく、監督自身もさほどクビを気にすることなく采配をふるえる「Win-Win」の関係が築けているようだ。
■実は過小評価されている監督!?
田邊徳雄監督(西武)
年俸:5000万円
64勝
1勝あたり78万1250円
福良淳一監督(オリックス)
年俸:5000万円
57勝
1勝あたり87万7193円
今季のパ・リーグのBクラス田邊徳雄監督(西武)、福良淳一監督(オリックス)だが、フタを開けてみると1勝あたりのコスパは栗山監督や緒方監督とほぼ同等。
特に田邊監督に関しては采配を疑問視するファンも多かったが、コスパの側面から見ると、年俸なりの采配はふるえていたことになる。
ということは、西武もオリックスも監督にもう2000万円積んでいたら優勝争いに加わっていた? そんな可能性も否定できない……。
このことから、責めの一端はフロントも受け止めるべきだったのかも。
■最低限の成績は残せた監督
工藤公康監督(ソフトバンク)
年俸:1億円
83勝
1勝あたり120万4819円
高橋由伸監督(巨人)
年俸:1億円
71勝
1勝あたり140万8451円
ともにシーズン2位で、CSはファイナルステージで敗退という結果に終わったソフトバンクと巨人。
工藤公康監督(ソフトバンク)と高橋由伸監督(巨人)の1勝あたりのコスパは高めだが、チームの成績はまずまず。監督としての責務は果たしたと思っていいだろう。
ただ、高橋監督は、広島の緒方監督と比べると1勝あたりのコスパが約2倍。80勝を挙げ、「1勝あたり125万円」にはしておきたかったところだ。
いずれも金満球団だが、コスパがいいに越したことはないだろう。