大流行の兆しを見せるノロウイルスの効果的な予防策は? (2/2ページ)

まいじつ

【日頃からのノロウイルス予防策6項目】

・手洗いは石けんを使い十分に泡立てて洗う

・日常から爪を短く切っておく

・加湿器などで空気の乾燥を防ぐ

・加熱処理は90度で90秒が目安

・消毒には次亜塩素酸ナトリウムを使用

・牡蠣など生で食べる二枚貝には注意が必要

感染の経路は、手や指、食品などを介することが多い。日常の予防策として最も有効な方法は、手洗いをこまめに行うことに尽きる。手洗いは、手に付着したノロウイルスを水で流すことで、減らすのに役立つからだ。手を洗う際には指輪などを外し、石けんを十分に泡立てて洗うようにする。ブラシを使うとさらに効果は上がる。温水による流水で十分にすすぎ、清潔なタオル、もしくはペーパータオルで拭く。これで感染のリスクは大幅に減少する。

石けん自体にノロウイルスを消滅させる効果はないが、ウイルスを手指から剝がれやすくする効果がある。また、消毒用エタノールは、これらの手洗いの代用にはならないので、あくまで手洗いの補助として活用しよう。

ノロウイルスは乾燥すると空中に漂いやすくなり、これが口に入って感染することもある。部屋の湿度を十分に保ち、こまめに換気することも重要だ。

乳幼児や高齢者の下痢便、嘔吐物にはノロウイルスが大量に含まれていることがあるので、おむつなどは十分に気を付けて取り扱う必要がある。また、トイレも流す際にふたをするなどして、水滴と共にウイルスが便器の外へ飛び散らないよう心掛けたい。

ノロウイルスの感染者が家庭内に発生すると、トイレはもちろん、ドアノブやカーテン、シーツなどのリネン類、日用品に至るまで、さまざまな場所からウイルスが検出される。消毒が必要な場合には、家庭用の次亜塩素酸ナトリウム、またはこれを含む塩素系漂白剤で消毒しよう。

一方で、ノロウイルスに汚染された二枚貝を食べることでも感染する。こういったケースは加熱不足から発生するものなので、十分に加熱すれば食べても問題はない。85~90度で最低でも90秒の加熱が必要だ。

ノロウイルスから身を守るためには、日頃からできることをこまめに実践することが何より重要だ。

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