理系でも文系業界・職種を視野に入れて就活するべき? 経験者の意見は……

就活スタイル

希望の業界に入れることがベストですが、就活は必ずしもうまくいくものではありません。理系の人たちは内定への可能性を広げるために、同分野の企業のみならず、異分野である文系の業界や職種も視野に入れているものなのでしょうか。今回は就活を既に終えた理系大学生のみなさんにアンケートを取ってみました。



文系業界・職種も視野に入れて就活しましたか?

はい   20人(31.8%)
いいえ   43人(68.2%)

■そう思う理由を教えてください

●はい

・幅を広げないと内定をいただけないと思ったから(男性/22歳/大学4年生)
・興味のある職種にはすべて挑戦しようと考えていたから(男性/22歳/大学4年生)
・自分が興味のあるものを幅広く見ていこうと思っていたから(女性/25歳/大学院生)
・大学で学んだことを少しでも活かせればいいなと考えていた。ただ文理で分けた考えはしていなかった(男性/22歳/大学4年生)
・やりがいの差異はあるかもしれないが、目の前のことに全力にとりくむ所存だから(男性/25歳/大学院生)
・自分が何に向いているかわからなかったから(女性/22歳/大学4年生)
・理系の職種にあまり興味がなかったから(女性/21歳/大学4年生)
・勉強のため(男性/22歳/大学4年生)

●いいえ


・専門を活かすことしか考えてなかったから(男性/26歳/大学院生)
・理系の強みをいかせるところに就職したかったから(男性/24歳/大学院生)
・文系の職種では、自分の勉強してきたことが生かせないと思ったから(男性/23歳/大学院生)
・絶対に技術職に就きたかったから(女性/24歳/大学院生)
・得たスキルを全面的に無駄にしかねないから(男性/22歳/大学4年生)
・自分の勉強したことを役立てていきたかったから(女性/22歳/大学4年生)
・興味がある職種しか考えてなかったため(女性/22歳/大学4年生)
・専門職の大学だから(女性/23歳/大学4年生)

理系を活かせる企業への就職がよかった、と考える学生が多かったようです。大学で得た専門的な知識をムダにしたくない、という強い思いがよく表れた結果となりましたね。一方で文系業界の企業への就職も視野に入れていた人は、幅広く見ていくという作戦を立てたようです。

自分が得た専門知識を企業で存分に生かすべく、情熱を持って就活にアタックするのは大切な要素です。そして無事成功すればありがたいことですが、仮にうまくいかなかったとしても柔軟に物事を考えて、後悔のないようにうまくこの期間を乗り越えていきたいものですね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年12月
調査人数:大学生男女187人(男性71人、女性116人)

「理系でも文系業界・職種を視野に入れて就活するべき? 経験者の意見は……」のページです。デイリーニュースオンラインは、選考文系目標達成業界研究理系カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る