韓国の葬儀形式やマナーを辿ってみて感じたこの先の韓国の葬儀事情について

心に残る家族葬

韓国の葬儀形式やマナーを辿ってみて感じたこの先の韓国の葬儀事情について

主人の友人で韓国の葬儀に親族として参加した方がいます。20年近く前のことらしいのですが、主人の言葉を借りると『キョンシー』のような装束をさせられたと聞いたそうです。キョンシーは道教のものと思っていましたので少し不思議に思いました。というのも韓国は儒教の国だからです。

■喪服は?

喪服を着るのは故人の8等親以内の親族で、それこそ親族あげて死者への哀悼を示すのです。男性の喪服は黒のスーツで日本と変わりがないように思います。ただ喪章を腕に巻くのが通例だそうで、そこは違っているかもしれません。また喪主は独特な帽子をかぶることもあるそうです。女性は黒のスーツか白いチマチョゴリを着るのです。

昔、韓国では男性も同じように白を着ていました。麻で作った白の(黒の場合もあるそうです)パジチョゴリ(韓国の男性服)に頭巾をかぶり、胸に麻布で作ったリボンをつけ、トュルマギという韓国風外套を身に付けていたそうです。それがキョンシーのような感じだったのでしょうか。女性は白のチマチョゴリでした。

麻布の服を身に付けるのは、亡くした親族へのお詫びの表現でもあったとのこと。自分たちの力が足りなくあの世へ行かせてしまったという後悔の思いを現しているそうです。

■最後に…

親族たちが主に白い服を着ていたというのは、何か昔の日本を思い出させます。日本も明治時代頃まで、遺族は白を着ていたということです。白の民族服から黒いスーツへ。日本も韓国も衣装の面では同じような歩みをたどっています。

残念ながら弾劾が可決してしまいましたが、先ごろまで韓国は女性が大統領でした。アメリカも日本も国の長に女性がついたことはありません。儒教の国で女性はお葬式の喪主になれない風習がありながら、国のトップに女性を戴いた韓国。これを見ると葬儀のあり方もこれからどんどん変わっていくような気がします。

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