年忘れ「にっぽんのプロ野球」覆面スクープ座談会(5)ソフトバンク・工藤監督と選手の間にミゾが生まれた?

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年忘れ「にっぽんのプロ野球」覆面スクープ座談会(5)ソフトバンク・工藤監督と選手の間にミゾが生まれた?

E DeNAは今季、躍進もあって横浜スタジアムが連日満員でウハウハだった。それなのに、関係者らから「セコい会社だ」と陰口を叩かれているんだよ。

B ああ、球場が満員の日は取材陣を含め関係者に大入り袋を配布していたんですよね。昨年までは100円が入っていて、わずかでも皆、喜んでいたのに、今年から「ベイスターズコイン」という記念コインになった。使う用途もないコインが何枚あっても邪魔なだけですよ。取材陣から不満の声が上がって、球団は急きょ、隣接するショップで景品と交換する制度を始めましたが、7枚でコーヒー1杯、15枚でマグカップ。回収したコインは再利用できるから、さらに経費削減で球団は喜んでいるようです。

F ロッテも親会社が厳しいな。選手間でも身売り説が話題に上るようだが、買収先として噂が耳に入ってくるのはLIXILとイオンのようで、「お金のある企業に買収されたほうがいいよな」と笑う始末。過去の球団買収には、みずほ銀行が絡むことが多かったが、山室晋也球団社長(56)も同銀行出身だしな。

A 一方で、ソフトバンクは球団運営こそ盤石ですが、工藤公康監督(53)と選手との間にミゾが生まれている。昨年は圧倒的戦力でブッチ切り優勝したからバレませんでしたが、今年はまさかの逆転V逸で戦略のなさが浮き彫りとなったんです。

D CSで9回一死から福田秀平(27)が二盗、三盗(重盗)を決めて逆転につなげるプレーをやってのけたけど、工藤監督はキョトン。あの試合が象徴するように、監督が動かないから選手は自分たちで判断してやるしかないんだ。選手たちからグチを聞かされる番記者たちも同調していて、9月に福岡で行われた日ハムとの大一番に連敗すると、番記者たちから大歓声が上がった。

B 戦略がないだけならいいですけど、インテリ風情のアドバイスだけはいただけない。例えば食事なら、食べるものはもちろん、食べ合わせにも栄養学の観点から指導をするんです。疲労回復や体のケアなど多岐にわたってミーティングで長々と語られます。現役時代から長年こだわってきた工藤監督の知識は、選手にとっては難解説法と同じで、多くは辟易しているんです。

F 最後は2月に逮捕されて、キャンプインした球界をいきなり暗い話題にしてくれた清原和博(49)の話で締めようか。

D 清原といえば07年、オリックス二軍の球団施設にリハビリ用として自費で設立した「清原プール」が来春の施設移転先にも設置されることが決まりましたね。

F 当時、「清原がそのプールに1人で入っていくと、今思えばラリったような様子で出てきてた」ってね。ぜひ、次回の座談会に来て説明してもらおうか。

「年忘れ「にっぽんのプロ野球」覆面スクープ座談会(5)ソフトバンク・工藤監督と選手の間にミゾが生まれた?」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 12/29号工藤公康ソフトバンクプロ野球清原和博スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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