こんなのアリ!? 本当にあった大学の変な試験5選

学生の窓口

年が明けてそろそろ試験期間! という学生は、勉強やレポートに忙しい時期が迫っている頃ではないでしょうか。試験と言えば、配布される解答用紙に、決められた時間内に記入するものが一般的ですが、中には「え!?」と思う意外なものも。そこで、学生が受けたことのある、本当にあった試験について聞いてみました。ユニークなものから驚きのものまで、さまざまな試験をご紹介します。



■うっかりなの? 確信犯なの? まさかの先生が答えを言ってしまう試験

・フランス語の小テストで、みんなが難しいと言ったらその問題がなくなったり、先生がほぼほぼ答えを言っていた(女性/21歳/大学4年生)
・先生がとても甘くてテスト中に、「ヒント」と言いながらほぼ正解そのままを答えてしまっていた(女性/21歳/大学3年生)
・試験中に先生がヒント(というか答え)を出す(男性/21歳/大学3年生)

先生がくれるヒントがほぼ答えというのは、うっかりなのか、はたまた学生に良い成績を取ってもらいたいからなのか、どちらなのでしょうか。「難しい」と言えば問題がなくなるなんて、その場の先生のさじ加減で平均点も大きく変わることでしょう。

■先生は歌がお好き? 歌で高評価や単位をゲットできる試験

・フランス語の講義で、アナ雪をフランス語歌詞で歌うと評価が最高になる(男性/21歳/大学3年生)
・合唱のステージに出演すれば単位がもらえる(女性/19歳/大学1年生)

「歌うのが好きなので、すごく楽しかった(男性/21歳/大学3年生)」という学生がいるように、歌が得意な人にはもってこいの試験です。授業の内容ももちろん大切ですが、普段から歌えるように準備しておくと、思わぬところで身を助けることになるかも……!

■実践・参加が必須の有意義な体験型試験

・スキー実習に行くだけで単位がもらえる(女性/19歳/大学2年生)
・旅行に行くだけで2単位もらえる(女性/19歳/短大・専門学校生)

単位を取得する方法は、紙に向かうだけとは限りません。出かけた先で、さまざまな体験をしてくることが、そのまま単位につながる授業もあるのですね。スキーに行けば技術が習得できるし、旅行に行けば、普段出会えない人や風景が、そのまま思い出にもなります。こうして単位がもらえる授業なら、積極的に選んでしまうかも!

■自分をさらけ出すタイプの試験も


・なぜ? と思ったけれど、醜態を晒す意味で私小説を書く(女性/20歳/大学2年生)
・心理学のテストが、自分の体験談を授業内容に絡めて説明すること(女性/19歳/短大・専門学校生)

論文形式など、かなりの分量を書く試験もあるようです。しかし自身のことを書くのは、赤裸々になって恥ずかしく感じそうですね。先生も、実は学生のことを知りたがっているのかも?

■自分を見つめ直す機会になった試験

・大学の創立などを学び自分の入学した意味を考え、それをレポートにして提出した(男性/22歳/大学2年生)

進学する時は、やりたいことや学びたいことがあって進学先を選んだはずです。しかし、日々の課題に追われ、またアルバイトやサークルで毎日忙しく生活していると、自分がどうして今の場所に進んだのか、忘れてしまいがちです。試験という機会を通じて、初心を思い出させてくれる、良い機会だったのではないでしょうか。

これなら受けたい! という試験はありましたか? 単位がギリギリでヒヤヒヤ……なんてことにならないよう、大学生のみなさんは計画的に試験勉強に取り組めると良いですね。

文 長谷川鴨子

マイナビ学生の窓口調べ 
調査日時:2016年12月
調査人数:大学生男女326人

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