知らないとマズイ?! 基本の飲み会マナーまとめ! 上座下座のルールとは?
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飲み会の席やタクシーなど社会人になると上座下座のルールを知らなければ、そんなことも知らないのかと驚かれてしまうほどの常識です。
社会人になれば新入社員歓迎会が最初に訪れ、その後お花見や会社の四半期の締め会などさまざまな飲み会に参加することになるでしょう。そして、その飲み会を自分がセッティングするということも多くなってくるため、飲み会全般のマナーは学んでおくことがとても大切になります。今まで知らなかった人も覚えればそこまで難しくない内容なので、ぜひこの機会に飲み会のマナーを覚えておいてください。
■飲み会の上座下座って聞いたことあるけど一体何のこと?
上座下座という概念が出来上がったのは、書院造という室町時代の住居様式からです。書院造には床の間と呼ばれる掛け軸のかかった1段高くなっているスペースのことをいいます。床の間には仏画や神号をかける場所という風に捉えられていたため、その場所に背を向けて座れるという偉い人が座るところが上座という認識になりました。600年以上も前の伝統が脈々と受け継がれているのは驚くべきことですね。
■新入社員歓迎会で上座下座デビューしよう!
新社会人が最初に上座下座デビューをするのは新入社員の歓迎会ではないでしょうか。最近では上司と部下の関係がフラットになりつつあるため、会社によっては新入社員歓迎会の商品は新入社員だと捉えて上座に座らせてくれることもあるかもしれません。
上司からどうしてもとすすめられない限りは、下座に座るようにするのがマナーです。どのようなテーブルかによって上座の位置が変わってきますので、覚えておいてください。上座下座の概念は、基本的に入り口から遠いところが上座、1番入り口に近いところが下座となります。
◯テーブル席の場合の上座・下座マナー
例えば4人がけのテーブル席の場合、入り口に近い側と入り口から遠い側に分けて考えます。入り口から遠い側の奥から順に1番2番。入り口に近い側の奥から3番4番となります。入り口側にいれば注文もしやすいですし、食べ物が運ばれた場合やトイレのご案内、遅れてきた人のお迎えなどにも動きやすいため、1番下の地位の人が下座に座っておく必要があります。
◯座敷の場合のマナー
座敷の場合、基本的に床の間がありますので、床の間に背を向けて座れる1番奥が上座です。入り口から入って、横長の部屋と縦長の部屋で上座の位置が変わってきます。横長の部屋の場合は入り口から遠い側の真ん中が1番の上座。そして、入り口から見て左奥に床の間がある場合、1番の左隣が2番目の上座、右隣が3番目の上座となります。
4番目は床の間がある側の短い辺の奥側、次が4番に正対する場所にある席、次が4番の隣の手前側、7番目は5番の隣である手前側です。すべては床の間を基準に、ジグザグ状に席が決まっていきます。
◯円卓の場合のマナー
中華料理などでよく見る円卓については、床の間がありません。そのため、出入り口の位置関係から上座下座を判断します。
入り口から1番遠い位置にある席が1番の上座、その後で入り口から見て1番の右隣が2番、左隣が3番目。あとはジグザグ状に席次が決まっていきます。新入社員歓迎会の場所にあって上座下座の概念が変わりますので、どんなパターンでも対応できるように注意しておきましょう。
■接待飲み会や社内の飲み会でのマナー
慣れてくると、お客様との接待の飲み会に連れて行っていただいたり、社内の先輩とコミュニケーションをとったりすることが増えてきます。そんなときに気をつけたい、上座下座以外のマナーポイントをご紹介しましょう。
・お店選び
お客様や上司、先輩が食べられないものがないかどうか、価格帯はその会の重要度に比例するため、最初のうちは先輩にヒアリングし、目安を2、3に絞って上司に判断してもらうのがよいでしょう。慣れてきたらその会にふさわしい価格設定が選べるようになってきます。
・時間の設定
社内だけであれば仕事の進捗等がわかるため時間を設定しやすいですが、お客様の場合は日ごろの会話の中から仕事が終わる時間を聞いておきましょう。◯◯時でも平気かどうか先に聞いてからお店の選定を始めるとよいでしょう。お客様を担当して間もない場合は長年担当している上司や先輩に顧客動向をヒアリングしておくとスムーズに決定することができますよ。時間や場所、お店が決まったらいらしてくださる皆様全員にメールを送りましょう。
・リマインドメール
飲み会の前日になったらリマインドメールを送付しましょう。たくさんのメールが届く上席者の方がいちいち過去のメールを探すのは大変です。その手間を省く為にも前日のリマインドメールで目的や場所、時間メンバーなどを再認識させることも重要ですね。
・当日は絶対に遅れない
当日に遅れてしまえば、こんなに準備をしてきた苦労は水の泡になってしまいます。なんとしても遅れないように30分前には到着出来るようなスケジューリングを立てておくようにしておきましょう。
■まとめ
新社会人が最初に触れるであろう飲み会の上座下座のマナーをご紹介してしました。このように、席次などの重要にすべきポイントを押さえれば、後は経験するだけで覚えることができます。新社会人になってあわてることがないように、しっかり準備をしておきましょう。
執筆:高下真美(ナレッジ・リンクス)
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。